※以下はジョジョの奇妙な冒険第7部スティール・ボール・ラン終盤のネタバレを含みます!
「『THE・WORLD』俺だけの時間だぜ」
CV:子安武人
ネタバレ
概要
ジョジョの奇妙な冒険第7部スティール・ボール・ランの真のラスボス。
ヴァレンタイン大統領との死闘の末、基本世界のディエゴ・ブランドーは死亡したが、その野心を見込んでいた大統領によって平行世界から後継者として基本世界に連れて来られた。
命名はジョジョの奇妙な冒険アイズオブヘブンから。読者には「世界ディエゴ」とも呼ばれる。
スタンド『THE・WORLD』
自分以外の時間を五秒ほど止める能力。
「五秒ほど」止めるため、一巡前の彼に相当するDIOのザ・ワールド、同じタイプのスタープラチナ・ザ・ワールドように停止時間が延び縮みすることはない模様。
最期
大統領を倒したジョニィ・ジョースターの隙を突き遺体を奪取。そのままレースを続けながら市街地にてジョニィと死闘を繰り広げる。事前に大統領からジョニィの能力を聞いていたこともあり、片足を犠牲にすることで能力をジョニィに押しつけることに成功。戦闘不能となったジョニィを置き去りにし、レースにも優勝を果たす。そして悠々と大統領が用意していたシェルターに遺体を保管しようとする。この時に「あんたを信じるよ」と大統領に向けて独白している。
が、しかし、そこへルーシー・スティールが立ちはだかる。取るに足らない存在と見たディエゴはルーシーを取り押さえ、弄んでから殺すことを告げる。ところが彼女が手にしていたモノを見て顔色を無くす。なぜならそれは、先程死亡した基本世界のディエゴの生首だったからだ。
違う世界同士のモノが接触すると消滅してしまう。ディエゴは時間を止めて逃げだすが、先の戦闘で片足を失っていたため間に合わず、時間程度が解除されると同時に引き寄せられた生首と接触。頭部を失った首なし死体となった。
しかも基本世界のディエゴが乗っていたシルバーバレット(乗馬)が発見され、運営側から「馬の乗り換えは不可」というルール違反を犯したと判断されてしまう。しかもディエゴは行方不明とされたため弁明もなく失格となり、勝利者から一転して二重の敗北を喫することとなった。
1部のディオはまんまとジョナサンの遺体を手に入れ敗残者から100年の時を得て復活を遂げたが、ディエゴに関しては完全な敗北者という末路を辿った。
また皮肉にも、首だけになったディオとは逆に彼は体だけになってしまっている。