概要
「存在しない生物」の一つであり、サメとエビが合体したような頭部が特徴の東洋龍を思わせる姿をしている。
手足は退化しかけているように見え、さながらエビの脚のようになっている。
PVにて「船を沈めた節のあるヒゲや独特な捕脚」、「海面からヒレのついた長大な尻尾」が出てくるシーンや、その尾の持ち主と思しきサメとエビが合体したような頭部の怪獣がゴジラに食らいつく姿が確認されており、以前からマンダともエビラとも考えられていた。
その後ムービーモンスターシリーズの情報から、マンダであることが確定した。
今までの作品と比べても非常にリアリティかつ神性のカケラもなく生物感が強い異様なデザインとなっており、シルエットこそマンダを思わせる姿をしているものの、細部はエビやシャコなどの甲殻類のような外見になっている。
そのため、名前が出る以前は上記のようにエビラとも考えられていた(もっとも、今作の怪獣のデザインには「歴代東宝怪獣をオマージュして取り入れた」とのことであり、両者が合体したデザインだと考えられる)。
ちなみに当初、既視感ある背びれのある赤い海棲恐竜も確認されており、上記の尻尾の持ち主ではないかと思われていたが、後に青い尻尾と赤い尻尾が争っているシーンが映り、両者が別々の怪獣であることが判明した。
意外にも、誕生して53年。今作で初めてゴジラとマンダが対決することになる。
それも対決の空白期間を埋めるように幾度も、である。
余談
なかなか全体図が確認できていない怪獣なのだが、上記のイラストの作者はその姿をほぼ正確に当てている