概要
千葉県逃尾市の電波観測所「旧嗣野地区管理局」、通称・ミサキオクを創設した初代所長。
作品発表時のキャラ達が並ぶビジュアルの中で唯一、後ろ姿の人物がおり、それが葦原とされる。
物語本編ではすでに故人であるため、作中では名前や写真などでしか登場しておらず、現時点では喋ってもいないので声も不明。
事前の紹介では「孤高の研究者」、PV映像では「葦原の予言通り」などの台詞がある点から、物語の核心を知る、または核心に関わっているキーパーソンとされる。
第1話で有川ユンたちが怪奇現象が起こる洋館を調べたが、そこが葦原の家とされ、その洋館に描かれたレリーフが後に神野銘が関わる合弁会社シヴァ共同事業体のマークと似ている。
余談
- 映画『シン・ゴジラ』に登場した牧悟郎も「異端の学者」「本編では消息不明」「ゴジラの核心に関わるキーパーソン」など葦原と共通点が多い。
- ボサボサ髪に髭を蓄え眼鏡をした人相から、某ロボットアニメを作った某アニメ監督に似てるとも言われている。
考察
目つきや髪型、眼鏡などの特徴の類似などから、彼の正体は何らかの方法で過去転移した有川ユンではないかという説も一部では挙がっている。
更にそれと関連して、第一話で訪れた無人の洋館の(ユンが推測した)元住人の背丈がユンと同じくらいであった事や、(同じくユンが推理した)住人の性格(直ぐに目移りする。発想が先走って纏められない)もユンに通じるものがある事、そして何より一話のタイトルが「はるかなるいえじ」であった事から、洋館の持ち主は葦原であり、そこに有川ユン=葦原道幸が長い時を経て帰って来た事を指しているのではないか、という説も唱えられている。
尤も、根拠の薄弱さ故言ってしまえばこじつけでしかないのだが……。
今作ではPVや本編などで「未来を変える」などのタイムトラベルを連想させるワードがたびたび登場している事から、こういった説が出るのも必然と言えよう。