概要
オークレール公爵の嫡男で伯爵。ヴィクトリアの結婚相手。
容姿端麗なイケメンだが、重度のマザコンかつヘタレ。ヴィクトリアからも「顔しかほめるところがない」と思われている。
そんな彼をヴィクトリアが結婚相手として選んだのは、家柄の良さと彼女の野望の妨げにならない程度の愚かさを備えており、そして容姿端麗な子供を産む為の種馬としてピッタリだったというだけの理由だった。
婚礼の儀にラウルが乱入した際、腰を抜かして失禁するという醜態を晒す。
更に、ラウルに操られてヴィクトリアを羽交い絞めにした時には、思わず「ママぁ~!!」と無様に泣き叫んでしまい、ラウルの失笑を買う。
スピンオフ
『安寧を希う最弱王子は、母の力で庇護無双する』では僅か3ページながらも主役を張る。
あれだけの醜態を晒しておきながら結婚自体は破談になっていない様であり、事件以降塞ぎ込みがちになったヴィクトリアを励まそうと城を訪れる。
が、丁度その時ラウルの魔法で乱心したサンドラが城内で大量虐殺を行っていた最中であり、失禁しながら逃げ帰り、母親に泣きつくという醜態を再び読者の前に晒す。