「人生は贈り物だと思っています。だから無駄にしたくない」
概要
各地を旅する画家志望の青年。アメリカウィスコンシン州出身で、15歳の頃に両親が他界してからはヨーロッパ各地を転々とする独り身となる。
サウサンプトン港のパブでポーカーに勝利したことでタイタニックの乗船チケットを手にし、出港5分前に三等客として乗り込みアメリカを目指す。
そこで名家の令嬢・ローズ・デウィット・ブケイターと出逢い次第に惹かれ合い、彼女に生きる活力を与えていく。
現在では言わずと知れたレオナルド・ディカプリオの名を世界に知らしめた役柄であり、言うまでもなく彼の演じた最も有名な人物である。
性格
画家志望である故に多大なる画材を秘めており、芸術嗜好のローズからも高評価を得る程。実際彼女と惹かれ合った理由の一つである他、1枚10セントで似顔絵を描いて生計を立てていたりもした。
開放的な自由人気質で、ローズを救助した礼として招待された一等客のパーティの席で自身の住所について尋ねられた際に、「今はタイタニック号の船上」と答えた上で上記の言葉をキャル達に向けて送った。
明るく社交的でポジティブ思考な面もあり、上述したそれまで無縁だった上流階級のパーティに誘われた際には快く快諾したり、逆にローズを上品な一等客とは対照的な三等客の意気揚々なパーティに誘ったりもしている。
そういった彼の生き様は、それまで束縛されていたローズの気風に変化を齎すことになる。
ちなみに日本版での一人称は、友人達の前では「俺」であるのに対し、ローズのみは「僕」となっている。
吹替を担当した声優・俳優
2001年・フジテレビにて地上波初放送時の際に担当したが、凄まじい酷評を受け「ホットペッパー」などと揶揄された。
ソフト版(Blu-ray、DVD)担当
2004年に再度フジテレビで放映された時に担当。だいぶマシになった。
飛行機内でしか鑑賞できない機内上映版で担当。
2003年の日本テレビ系列の「金曜ロードショー」版にて担当。
あまりにもファンが湧き、評判も良かったので2008年、2021年にも彼の吹替で放映されている。
関連イラスト
関連タグ
カイル・リース…本作と並ぶ監督の代表作の登場人物。一人の女性と出逢い交流し、逞しく成長させる点が共通している。