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ジャック・ドーソンの編集履歴

2021-05-12 22:22:08 バージョン

ジャック・ドーソン

じゃっくどーそん

映画『TITANIC』の主人公の一人。

「俺は世界の王者だ!」


「神から授かった人生を無駄にしたくない。どんなカードが配られても、それを生きるのが人生です」


演:レオナルド・ディカプリオ


概要

各地を旅し億万長者になることを夢見る画家志望の青年。アメリカウィスコンシン州出身で、15歳の頃に両親が他界してからはヨーロッパ各地を転々とする独り身となる。


図らずもタイタニックの乗船チケットを手にしたことで急遽三等客として船に乗り込みアメリカを目指す。


そこで名家の令嬢・ローズ・デウィット・ブケイターと出逢い次第に惹かれ合い、彼女に生きる活力を与えていく。


現在では言わずと知れたレオナルド・ディカプリオの名を世界に知らしめた役柄であり、言うまでもなく彼の演じた最も有名な人物である。


性格

画家志望である故に多大なる画材を秘めており、芸術嗜好のローズからも高評価を得る程。実際彼女と惹かれ合った理由の一つである他、1枚10セントで似顔絵を描いて生計を立てていたりもした。


開放的な自由人気質で、ローズを救助した礼として招待された一等客のパーティの席で自身の住所について尋ねられた際に、「今はタイタニック号の船上」と答えた上で上記の言葉をキャルやルースといった同席者たちに向けて送った。


明るく社交的でポジティブ思考な面もあり、上述したそれまで無縁だった上流階級のパーティに誘われた際には快く快諾したり、逆にローズを上品な一等客とは対照的な三等客の意気揚々なパーティに誘ったりもしている。


そういった彼の生き様は、それまで束縛されていたローズの気風に変化を齎すことになる。


ちなみに日本字幕版での一人称は、友人達の前では「俺」であるのに対し、ローズのみは「僕」となっている。


軌跡

サウサンプトン港のパブで友人のファブリッツィオ・デ・ロッシと共にポーカーに勝利したことでタイタニックの乗船チケットを手にし、出港5分前に何とか乗船する。


船がアイルランドの港の寄港から立ちいよいよ本格的なアメリカへの航海が始まった日の夕刻、船尾部で近くの親子をデッサンしていた際に上のデッキからローズを目にし意識するようになる。


夜が更けベンチで休んでいたところ、自分の気に沿わない日頃の窮屈さから精神的に追い詰められ自殺しようと船尾部へ走っていたローズを目にしてそれを追い、柵を乗り越え立っていた彼女に「君が飛び降りたら俺も後を追う」などと語りかけたことで自殺をやめさせる。


ローズの手を取ったその時、彼女が足を滑らせ危うく転落しそうになり何とかそれを救助するも、ローズの叫び声を聞いて駆けつけた船員たちにその場を目撃され、発見時彼女に覆い被さる体勢になっていたことから暴漢と誤解され危うく捕縛されかけるも、ローズが「プロペラを見ようとしたらうっかり転落しかけて、そこをドーソンさんに助けてもらった」と弁明したことで事なきを得た上に、ローズの提案で彼女の婚約人であるキャルドン・ホックリーから礼として翌日のディナーに招待される。


翌日、一等客のデッキでローズと話し合っていると彼女が彼のスケッチブックを見てその絵に魅了されたの機に会話が弾んでいき、仲を深めていく。ローズに唾吐きを教えていたところを彼女の母であるルースと振興成金夫人のマーガレット・ブラウンら鉢合わせたことで今晩のディナーでまた会おうとローズと別れる。


その際モリーから一等客のパーティに出席する者として相応しい身なりに御色直しされた後、ディナーに参加。そこで同席したルースとキャルから三等客であることを遠回しに揶揄されるも、「人生は贈り物」という持論を説き逆に周囲に称賛される。


席を立つ際、ローズに「今日を大切に、時計の前で会おう」というメモを密かに手渡し、大時計で彼女と落ち合うと「本物のパーティに行かないか?」とローズを誘う。


そして彼女と上流階級である一等客の上品なパーティとは対照的な三等客の騒がしげながらも皆が楽しく歌い踊るパーティに参加し楽しい一時を過ごした。


その翌日、ローズに再び会うべく昨日のパーティ会場に向かうが、入場を断られる。その際、キャルの側近であるスパイサー・ラブジョイからローズに近づかないよう警告を受け強引にその場から立ち退かされる。

その後船尾部のデッキで椅子に掛けてあった誰かの帽子とコートをパクると、それを身に付けローズに接近。近くの部屋に彼女を連れ込むと、「もし君がキャルと結婚したらその美しい炎は消えてしまう」と忠告。黄昏時、船首で喫煙をしているとそこにローズが来て、彼女に目を瞑るよう言い前に誘い出し両手を大きく広げさせ目を開けるよう促すと、自分が空を飛んでいるような光景にローズを感動させる。

そして出逢って間もないにも関わらず彼女と気持ちが通じ合い、夕陽を横にキスを交わした。


夜、ローズの部屋で彼女から宝石・「青き海の心」だけを身に付けたヌードデッサンを10セントで描くよう要求される。それを描ききり、絵と宝石を金庫に仕舞うと、部屋にキャルの指示でローズの様子を見に来たラブジョイが部屋に入って来て、彼から逃れるべくローズと共に部屋から逃走。


その後もラブジョイから追われるが、これを振り切りボイラー室や荷物置き場といった船底部へと入り込み、そこにあった車に乗り込み愛を交わすなど、仲睦まじく接しあった。


しかしこれから起こるであろう惨劇を、この時は知る由もなかった。



吹替を担当した声優・俳優

2001年・フジテレビにて地上波初放送時の際に担当したが、凄まじい酷評を受け「ホットペッパー」などと揶揄された。

ソフト版(Blu-ray、DVD)担当

2004年に再度フジテレビで放映された時に担当。だいぶマシになった。

飛行機内でしか鑑賞できない機内上映版で担当。


2003年の日本テレビ系列の『金曜ロードショー』版にて担当。

あまりにもファンが湧き、評判も良かったので2008年、2021年にも彼の吹替で放映されている。


余談

当初、『ホームアローン』の主演を演じたマコーレー・カルキンもジャック役の候補だった。


関連イラスト

落書き


関連タグ

TITANIC ローズ・デウィット・ブケイター

レオナルド・ディカプリオ


カイル・リース本作と並ぶ監督の代表作の登場人物。一人の女性と出逢い交流し、逞しく成長させる点が共通している。

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