概要
英語表記は「Hound Wolf Squad」もしくは「HW Commandos」。
日本語では「ハウンドウルフ・スクァッド」の表記もある。
バイオハザードヴィレッジに登場する、クリス・レッドフィールドがBSAA除隊後に2020年に立ち上げた準軍事組織。
名前の「ハウンドウルフ」の由来は本作の敵であるライカンを狩る為に生まれた、という意味。
隊員は対人戦闘に重きを置いた現代の特殊部隊またはPMC然とした格好をしており、アメリカ海軍特殊部隊に装備が近い。
元々はBSAA内の精鋭部隊であったが、クリス主導によるウィンターズ夫妻近辺の調査が、BSAA本部から私的運用と目をつけられた為、クリスと共に組織から離脱。
本編(2021年)時は実質的にクリスの私兵として活動している。
その為、BSAAとはバイオテロの現場で居合わせる事こそあるが、クリス共々、BSAAからはその活動を認可されていない状態にある。
そうした事情から装備品等が調達しづらい、もしくはBOWを素早く仕留めるという合理的な理由からか、威力や火力の高い東側銃器を積極的に使用している。
全員相当な手練れらしく、シリーズ中に登場する対バイオテロ部隊の中では唯一攻勢に転じた際にクリスと行動を共にした隊員からは、一人も死傷者を出していない部隊である。
一方では、ある危険人物を殺害できたと思っていたが、死体にも擬態できるという予想外の能力によって、その油断を突かれて擬態死体の移送をしていた数名が犠牲となっている。
主な隊員
- アルファ(クリス・レッドフィールド)
- 隊長兼設立者。
- ケイナイン(ディオン・ウィルソン)
- エイリアスの意味は犬、もしくは軍用犬(CanineとK9は発音が同じ読みの為、同じ意味として扱われている)。通信兵である。
- アンバーアイズ(ロランド・エルバ)
- ベテランスナイパーでありメンバー唯一の黒人。エイリアスの意味は琥珀色の目。
- ツンドラ(エミリー・バーコフ)
- 元DEA(麻薬取締局)でメンバー唯一の女性隊員。エイリアスの意味は凍原。
- ロボ(ジョン・パールマン)
- 髭面の白人で砲撃を担当している。エイリアスの意味はスペイン語で狼(RoboではなくLobo)。
- ナイトハウル(チャーリー・グラハム)
装備
服装のほとんどはVolk社の製品を使用している。
- GPNVG-18
- 架空全隊員の標準装備。架空デザインでF-Panoに似た五つ目になっている。
- MA51 GQカスタム
- アンバーアイズのみが所持。プレイヤー使用不可。
- GL7
- アンバーアイズとクリス以外の全員のサイドアーム。TTIカスタムがモデル。プレイヤー使用不可。
- SA110
- アンバーアイズのメインアーム。プレイヤー使用不可。
- PT機関銃
- ロボのメインアーム。BlackheartInternationalアクセサリーキットが装着されたものがモデル。プレイヤー使用不可。
- ドラグーン
- クリス、タンドラ、ケイナインのメインアーム。クリア後にデュークから購入可能。
- USM-AI
- クリスのサイドアーム。冒頭のミア射殺の際にも使用した。クリア後にデュークから購入可能。
余談
- 隊員の素顔はヴィレッジのボーナスコンテンツであるコンセプトアートの49に描かれている。
- 当初は隊員全員の見せ場を作る予定だったが、キャラクターの深堀りができなかったため没になった。