概要
バロックパールとは、GRIDMAN_UNIVERSEに登場する怪獣の核となっているアイテムである。歪んだ真珠のような見た目をしており、指で摘まめるほどのサイズである。
SSSS.GRIDMAN
新条アカネが怪獣を製作する際に使用している。粘土細工の模型の中に埋め込み、アレクシス・ケリヴがインスタンス・アブリアクションすることで実体化し、破壊活動を行う。
このプロセスはウルトラマンダイナに登場した怪獣ブンダーを実体化した際の手法が元になっているとのこと。
SSSS.DYNAZENON
第1回の冒頭で、何者かの手によりフジヨキ台一帯にばらまかれている。オープニングでも、怪獣の体内らしき構造の中に埋め込まれている描写があり、今作でも怪獣の核となっている模様。
なお、グリッドナイト同盟からは「発生源」と呼称されている。彼らは怪獣が出現することで世界の境界が脆くなるのに乗じて、様々な世界を渡り歩いて怪獣から平和を守っているので、ツツジ台以外の世界にも存在するアイテムであることが判明している。
ガウマや怪獣優生思想は怪獣を「使う」側で「生み出す」側でないために知らないらしい。
シャルバンデスとの戦いの後で、飛鳥川ちせが地面に落ちていたバロックパールを見つけて拾っていたが・・・?
第6回以降、ジャガイモの芽のようなものが生えてきて少しずつ成長しているが、前作のように模型などの構造物に埋め込まなくても怪獣になるかは不明。
第8回では、ザイオーンの接近でパニックになったモールの客達の情動を吸収したためか、これを核にして針金状の骨組みが伸びており、飛竜の骨組みのような姿をとり始めた。
また、これの成長に呼応するかのようにガウマの背中の痣も肥大化しているが、関連性は不明。
第9回にて、ついに完全な姿となった。
余談
「バロックパール」と呼ばれる種類の真珠は実在しており、「バロック(ポルトガル語で歪んだ、の意)」の名の通り通常のラウンドパールに比べて歪な形をしているのが特徴。