概要
「トカゲ爆発しろ」とは、2020年1月からコミックアライブおよびコミックウォーカーで連載中の漫画作品である。作者はOKAMURA氏。
氏が人外お題絵として発表していたイラストとショートコミックが下敷きになっている(当時はまだ人物に名前が無かった)。
あらすじ
時は「幻代」、この時代ならどこにでもあるような、多種多様な種族の集う高校「私立魔城学園」に通うリザードマン「里佐土リド」は今日も今日とて災難に見舞われる。本人としてはたまったものではないが傍から見れば羨ましく映るアクシデントに、誰かが言うのである。トカゲ爆発しろ、と。
登場人物
本作の登場人物は男女問わず、多くがおだてに弱い。
主人公
里佐土リド
リザードマン・男性。主人公。田舎暮らしに嫌気が差して都会の魔城学園に通っている。
全開にした長ランを好み口も態度も荒っぽい、ぱっと見は典型的な不良だが、
困り事は決して見過ごさず、無茶な頼み事も悪態を吐きながら何だかんだ最後まで付き合い、
注意された事は(彼なりに)律儀に守り、理由なく暴力に訴える事もしない好漢である。
そして故にこそ傍から見ればおいしい状況を引き寄せてしまっている。
何故かよく金欠に陥っており、トラブルの元になる。
エルフ
廻星アルタ
里佐土に過積載気味の好意を寄せているが当人は気付いていない。
胸に憧れがあり、巨乳持ちに対しては非常に分かりやすい形で殺意を顕にする。
よく金欠に陥る里佐土に対し、弁当やパンを提供(餌付け?)している。
黒瓜タタリ
女性。癖っ毛、マント、危ない目つきとこちらも属性役満なヒロイン。
錬金術や呪術を趣味としており、これらの産物が騒動のきっかけになる事も度々ある。
趣味に使うために料理や裁縫技能を持つため女子力も高い。見た目と趣味以外は割と常識人。
よく昼食をかけたボードゲームで里佐土を負かしている。
家族にメモルという妹と、仕置きでどマイナーな生き物に変身させるおっかない母がいる。
姫百合サフィ
女性。黒髪ロング、百合属性。純血ではなく悪魔とのハーフ。
アルタに好意を寄せており、上述故に同族(主にアルタ)からは避けられている。
本作の女性では珍しく里佐土を嫌っており、彼に対しては「ジュラ紀男」「変温動物」等どこかズレた蔑称を用いる(トカゲは変温だがリザード「マン」は恒温である)。
初登場以降は登場する度に里佐土への制裁役を担うことが多い。
朝倉ケイ
女性。保険医、ヘビースモーカー、気だるい系。
エルフだが、手当に魔法は使わず、極力物理的に治す。
故にすぐ他人任せにする(里佐土が主な標的)。
小栗モア
女性。図書委員、メカクレ、口下手なダークエルフ。里佐土の後輩。
言葉に詰まるとすぐ謝るのが癖。
本を読みに来た里佐土に出会い、ダンジョンのような構造の書庫でいろいろあって彼に惚れた。
里佐土が(恋愛的に)絡むと普段は隠れている目が顕わになる。
朝倉ヒオ
男性。里佐土の後輩にしてケイの弟。
里佐土のことは慕っているというよりおちょくっていることが多い。
本作のエルフの例にもれずイケメンで、女装すると女性にしか心を許さないユニコーンも惚れるほど。これによって図らずも里佐土に女装癖を植え付けてしまった。
その他の種族
豪徳寺ミヨリ
獣人(猫)・女性。風紀委員、ツンデレ、お嬢様口調とクセが強い属性の持ち主。
見た目が不良である里佐土に目をつけているが、天然なのか空回り気味。
現在、本作で唯一パンチラをしている(単行本書下ろしを含むともう一人いる)。
牧野シロ
獣人(牛)・女性。一応貧乳(!?)属性持ち。
同族内では胸が小さく、同じ悩みを抱えるアルタとウマが合う(と思っている)。
彼女以外の牛の獣人は巨乳である事を示す効果音と共に登場し、彼女も含めよくブラチラする。
大垣シュラク
オーガ・男性。非モテ、三枚目。
里佐土の腐れ縁で、彼の羨ましい場面を見て唖然とする立ち位置。
ちなみにモテないのは見た目だけでなく彼の嗜好にも問題がある。
屍シキ
吸血鬼・男性。非モテ、皮肉屋、二枚目。
里佐土の腐れ縁で、よく大垣を含めた3人でいる。
顔はいいが、血を好む変人のため女子からは避けられている。