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マンダ(ゴジラS.P)の編集履歴

2021-06-10 22:21:02 バージョン

マンダ(ゴジラS.P)

ごじらえすぴーのまんだ

『ゴジラS.P』に登場するマンダ。

概要

「ありえない生物」の一種である海棲怪獣。サメエビが合体したような頭部と甲殻で覆われた長大な身体が特徴の、巨大な海蛇東洋龍を思わせる姿をしている。名前の由来は「マンモス級の蛇」の略称(ちなみに閣議決定)。


デザイン

後肢は鰭状でとても小さいが、前肢は獣脚類の腕とエビの捕脚が合わさったような独特な形状になっている。また、尾の先には楓の葉やゴジラの背鰭のような形状の尾鰭がついている。

甲殻の海神、紅塵とともに

PVにて「船を沈めた節のあるヒゲや独特な前脚(ちなみにこのシーンをよく見てみるとこの時点で画面奥に小さく別個体が確認できる)」、「海面からヒレのついた長大な尻尾が出てくる」シーンや、その尾の持ち主と思しき「サメエビが合体したような頭部の怪獣がゴジラに食らいつく姿」が確認されており、以前からマンダともエビラとも考えられていたが、その後発表されたムービーモンスターシリーズの情報から、マンダであることが確定した


今までの作品と比べても、非常にリアルで神性の欠片もないグロテスクなデザインになっており、シルエットこそマンダそっくりだが、細部はエビやシャコなどの甲殻類のような外見になっている。

そのため、名前が出る以前は上記のようにエビラとも考えられ、「今作の怪獣のデザインには歴代東宝怪獣をオマージュして取り入れられている」とあったため両者が合体したデザインだと考えられていたが、

その後『CGWORLD』6月号でのインタビューにて実際にモチーフになったのは(細くネロネロしているという共通点から)「ムカデ」であることが判明した(体節のある甲殻はムカデモチーフの名残)。当初は昆虫の要素が強かったようだが、監督との相談でに近づけていったという。体側面のヒレはムカデの足がヒレに変化したイメージやリュウグウノツカイを参考にしているほか、前足はカマキリ、頭部はラブカ、目はシャコをモチーフとしており、デザインを担当した山村氏いわく「既存の生物と異なる造形だが、実際に存在していそう」という点でお気に入りなのだとか。


ちなみに当初、既視感ある背びれのある赤い海棲恐竜も確認されており、上記の尻尾の持ち主ではないかと思われていたが、後に青い尻尾と赤い尻尾が争うように絡み合っているシーンが映り、両者が別々の怪獣であることが判明した。


活動記録

第4話冒頭にて、紅塵(怪獣たちの発生させる赤い霧状の分子)で紅く染まった房総半島沖の海から目測3体以上のマンダが出現した。

第5話では転覆させた漁船の漁師2名(第2話ラストでラドンの大群と遭遇したのと同じ)を救助しに来たヘリコプターを、下半身を水上に持ち上げて叩き落とそうと攻撃を仕掛けた。なお、ラドンを誘導できた電波(オオタキシグナル)には全く反応しなかったことが語られている。


第6話にて9体以上の群れが東京湾を目指して現れ、いくつかの個体は松原の指揮する海自によって撃沈されたが、内4体はそのまま東京湾に侵入。さらにその後を追うかのように超巨大生命体も現れる。


第7話にて不幸にも1体がその巨大怪獣に追い込まれて陸に打ち上げられて捕まり、哀れにも食い千切られてしまった。(なお、残りの個体は上陸しなかった模様)

紅塵に交わる尾鰭百足海神食らう古史羅

また、マンダが海底ケーブルを切断して電波障害を引き起こしたとの報告もある。


その後第8話ではヨーロッパにも別の群れが出現し、フェリーに2頭が食らいついていたほか何体も大河を遡上し、それを追うようにしてラドンの大群も現れた。

また、日本の房総半島にもゴジラが食い殺したと思われる別個体の死骸が漂着していたが、他にもフナムシのような別の怪獣が漁っていたようであり…?


余談

意外にも、マンダが誕生して53年。今作で初めてゴジラと対決することになる。

それも対決の空白期間を埋めるように幾度も……である。


6話にてマンダの群れを追うように別の怪獣が出現したのは『三大怪獣地球最大の決戦』にてゴジラがクジラの群れを追って出現したシーンのオマージュと思われる。


上記の通り放送前のPVではなかなか全体図が確認できていない怪獣なのだが、上記のイラストの作者は放送前に断片的な情報からその姿をほぼ正確に当てていた。(下記のイラストがそれ)

甲殻の海神


関連タグ

ゴジラS.P マンダ(ゴジラシリーズ)

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