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グリーン・ワイアットの編集履歴

2021-06-22 22:53:22 バージョン

グリーン・ワイアット

ぐりーんわいあっと

グリーン・ワイアットとはアニメ「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に登場するキャラクターである。

概要

声優は田中秀幸


地球連邦軍所属の軍人で階級は大将。連邦軍の主導者の一人で自ら派閥を持つタカ派の人物。

ただし、同じタカ派でもジャミトフ・ハイマンらが所属していたジーン・コリニー大将らとは派閥が異なる。

イギリス出身であるらしく、演説にイギリスの故事を引き、決まった時間に紅茶を飲むなど英国紳士風の振る舞いに固執している。


腐敗した連邦軍の将校として描かれていはいるが、全くの無能ではなくむしろ卓抜した司令官である。

大艦巨砲主義が主流でモビルスーツを軽んじる風潮が残っていた当時の連邦軍にあって、モビルスーツによる艦隊直掩の利点をしっかりと把握していた。

またデラーズ・フリートによる星の屑作戦に際してひそかにシーマ・ガラハウと密約を結んで情報を引き出そうとし、暗礁宙域での密会を試みるなど戦術レベル以上の手を打てる人物であることも分かる。

また、それを発見したアルビオンが交戦中と誤解してシーマの船に攻撃を仕掛けると、事の露見を隠すため自ら小芝居を打ち、シーマの船に当たらないように砲撃を行いながら撤退、アルビオンに攻撃させその場を無事抜け出すなど策士的な一面も見せる。

この取引はデラーズ・フリート本隊にも包み隠すことができており、アルビオンのエイパー・シナプス艦長がもうちょっと裏を読める人であれば(艦隊旗艦であるバーミンガムが単艦で防戦もせずにジオン艦隊と接近するのはおかしい)この時点でデラーズ紛争は鎮圧できていたともいわれる。


全ての人民に連邦軍の威容を誇ると共に、宇宙に潜むデラーズ・フリートをおびき寄せ一挙に相当するため、自らルナツー方面軍第二守備艦隊旗艦のバーミンガムに乗艦。コンペイトウにて宇宙艦隊のほぼ全てを集めた観艦式を行い、観閲官として参加。モビルスーツと防御衛星により幾重にも防衛網を張り巡らして待ち構える。

そして読み通りに襲来するデラーズ・フリート襲撃部隊を水際で食い止める事にも成功するが、アナベル・ガトーの操縦するガンダム試作2号機は阻止できず、彼の卓越した操縦技術と大出力機体の機動性により防衛網は突破される。

そして観艦式艦隊の中央に座していたバーミンガムが核攻撃の目標となり、ガトーの放った核弾頭の直撃を受け戦死してしまった。


原作監督が監修している漫画「0083 REBELLION」においてはジオン海兵隊を厚遇することでジオンの暗部について世に広め、連邦の正義を強調する戦略を立てており、広い視野の持ち主であったことが伺える。

仮にこの戦略が上手く行けばシーマ達の未来は明るいものとなっていた可能性が高いが、一方でデラーズ紛争において早い段階からジャミトフが暗躍する様子も描かれているため、ワイアットの死、もしくは排斥がジャミトフの計画の一部であった可能性もまた高く、取引が成功したとしてもシーマ達に未来があったかどうかは判断しがたい。


一年戦争にも参戦しており、当時の階級は中将

最高幕僚会議の一員としての立場にあり、ア・バオア・クーを直前にして倒れたレビル将軍の指揮権の一部を引き継ぎ、ア・バオア・クー攻略戦の指揮を執り、勝利の一翼を担った。


なお、ゲームギレンの野望においては上記の視野の広さだのは微塵も感じさせない、高い階級のくせに底辺に近い能力値の持ち主。強いて言えば利点はずっと連邦軍所属のため連邦を選んだ場合は別勢力に移動せずずっといること……だが、弱いので居てもしょうがないとしてジャブローでお留守番になることも多い。映像内で描かれた活躍が敵との密約か連邦の数を笠に着た恫喝に近いものばかりだったのが運の尽きと言った所だろう。

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