もしかして
手形事故→小切手や手形を紛失するあるいは盗難される事。また手形を切った側の手続き不備などで、受け取った手形が換金できなくなること。こちらは世に言う「不渡り」。
概要
デッキ制を採用しているTCGにおいて、手札にしたカードが片寄りすぎていて戦術が組めなくなってしまう事。デッキの組み方にも左右されるため麻雀のチョンボのように素人の失敗と思われたりするが、ところがどっこいベテランだって結構やらかす。と言うかどんなデッキでも事故の可能性はゼロではない。
よくある手札事故の例
コスト用カードが来ない/コスト用カードしか来ない
MtGで言えば土地カード、ポケモンカードで言えばエネルギー。無ければ動けないしこれだけ手札にあっても意味がない。炬燵の脚か亭主の如く「無くて困るが有って邪魔」という状態に陥る。
コンボパーツが来ない/コンボパーツばかり来る
『封印されしエクゾディア』のようにコンボにより成立する戦術で、予想とは違うタイミングでばかりコンボパーツが手札に入る状態。
高コストカードばかり入ってきて場に出せない
初心者が高火力カードを盛り込んで起こしやすい事故。コストが低く出しやすいカードをある程度入れておくと起きにくい。
対策
ドロー力を鍛えて自由自在にカードを引く。以上。
……というのは冗談です。どこぞの社長やそのライバルじゃないんですから。
まず全体のバランスを考えるのは当然として、ドローを円滑にすべくサーチカードを入れておく、必ず手札に入れたいカードは最大数まで入れ逆に初手では意味がないコンボパーツは減らしておく、などデッキ構築を考える事で事故の確率は低減できる。
……とは言え一番の手は「そういうもの」と気楽に構える事かもしれない。
TCGの勝敗が人生や世界の破滅に繋がるような事は(現実世界では)なかなか無いので、「運が悪かった」と割りきってしまうのもアリである。
また事故を起こした所から如何にリカバリーするかもプレイヤーの技術。冷静に戦術を組み直せばワンチャンあるかも?
腐る
手札事故ではなく、相手の戦略やデッキの相性により
全く機能しないカードを引いてしまうことは「腐る」と表現する。
【メタビート】は相手に腐ったカードを引かせることを戦術に組み込んだデッキである。