人物
CV:竹達彩奈
物語中盤のレングザンド王国での内乱で登場。
紅い目と白い肌の儚げな少女であるが、その能力は鑑定が妨害されるため未知数だが、非常に高いと思われ、フィリメスの魔法を霧散させたり、戦わずに撤退の判断を下させる。
直後の夜戦では、ポティマスの首を持ってシュンらの前に現れ、先に攻撃をされたため、正当防衛を理由と交戦するが、「転生者を殺すな」と「ご主人様」に言われてると漏らす。
本気で戦っていないことを仄めかす様子を見せており、直後に現れたフェイルーンのブレスを直撃されるが、ダメージを負ったようにみえなかったが、そのまま彼らの離脱を許した。
フィリメス曰く、管理者側についている転生者であり、ユーゴーが教会を巻き込んで起こした騒動において、ユーゴーは利用されているだけにすぎず、黒幕は彼女含めた管理者たちだろうと言われている。
転生後
ケレン領領主の間に産まれた転生者。
産まれてすぐの頃、彼女が乗った馬車が盗賊に襲われ、警護が盗賊に敗れ、命の危機に瀕した際に蜘蛛子に救われる。(見つけちゃったからで仕方がない。で助けられたため、恩を売る気もなく、狩りに知らない場所で襲われてても、「ふーん」程度の感想しかなかった)
穏やかな家庭で過ごすのも束の間、オーツ国との戦争で、敗戦が濃厚になった際にエルフの襲撃を受け、両親を亡くし、従者のメラゾフィスを眷族にするが、ポティマスに登場により、再度命の危機に瀕するが、危機を察知したアラクネに進化したばかりの蜘蛛子(上半身を見たことで、若葉姫色と気づく)と、ポティマスを察知して現れた魔王アリエルにより、命を救われる。
その後、吸血鬼となったメラゾフィスに抱えられながら、蜘蛛子、アリエルと共に魔族領へ向かう旅を初める。
旅の途中はほとんどを蜘蛛子の操り人形(文字通り)として扱われる。
赤ん坊の頃から糸で吊られて歩かされる、基本食事は大迷宮の魔物肉(毒)といった、スパルタとも言える修行(拷問?)により、食(毒物接種で悪食や毒耐性など)や運動(筋力増加など)で称号やスキルを獲得し、スキルポイントを温存し、なおかつスキルが揃うまでレベルアップをしないことで、一度のレベルアップで上がるステータスを最大に増やす方針に不承不承ながら納得し、(アリエルが丁寧に説明しなければ行わなかった)それらに耐え抜いた。
また、メラゾフィスへの執着が異常に高く、蜘蛛子曰く「ヤンデレっ子」アリエル曰く「育て方間違えたかなぁ」
転生前
本名は根岸彰子といい、他の転生者と同じクラスメイト。
優しい両親に恵まれたが、容姿は控えめに言ってもあまりよくはなく、病的に白い肌、歯並びが悪く、犬歯が目立つために付けられたアダ名は「吸血鬼」もしくは「リホ子」(リアルホラー子の略)。
そのため、いじめられたり避けられたりと不遇な生活をしていたため、少々曲がった性格をしていた。
容姿端麗で神聖さのある若葉姫色には一方的な暗い感情を抱いていた。
スキル
転生前に吸血鬼と呼ばれていたため、転生特典はスキル「吸血鬼」である。
なお、転生後の世界に吸血鬼はいたが、昔絶滅させられているため、唯一の吸血鬼である。
「真相」は、吸血衝動や、日光、血の接種不足の弱体など、弱点を補うスキルも備えている。
身内がメラゾフィスだけ、仲間も蜘蛛子やアリエルのみの生活が長かったためか、仲間への執着心が異常なほど高くなってしまい、淡い(歪んだ?)恋心を抱いたメラゾフィスに他の女性が寄ろうものなら、殺気を見せるようになり、妬や妬心といったスキルが高速で上がって行き、アリエルや蜘蛛子に「上げるな」と言われていたが、遂に七大罪スキルの「嫉妬」を獲得する。
氷や水のスキルと相性がよく、酸属性のスキルも揃えており、他にも大剣スキルや各種耐性を網羅しており、ほとんど隙がない。
スキルを除いても、純粋なステータスが高く、複数人を相手にしても余裕の笑みを崩さない