概要
ギルティギアシリーズの登場人物。ソル=バッドガイが人間「フレデリック・バルサラ」だった時に付き合っていた恋人。「あの男」とも同僚であり、共にGEAR計画に携わっていた優秀な研究者だった。
2010年代に当時の医学では治せない病に侵され、フレデリックからコールドスリープを薦められるが、フレデリックと同じ時間を生きる事を望み、拒んでいた。その後、GEAR計画を巡るバイオハザードに巻き込まれ、あの男が保護することになった。あの男からフレデリックがギアになった事を知らされ、ようやくコールドスリープを受け入れ長い眠りについた。
2073年に病を治すため、あの男の手によりGEAR計画の被験者となるが、バックヤードから介入した謎の生命体「X」に予期せず侵食され、ジャスティスに転生する。
以降、彼女の意識は戻ることはなく、破壊神ジャスティスとして全人類に敵対し、破壊の限りを尽くした。しかし、100年に及ぶ戦いの末にソルに倒され、ギアにはプロトタイプがいたことを知らされると、「また語り合おう、三人でな」と昔を懐かしむように告げ息を引き取った。
ディズィーを産んだのは、元を辿ればフレデリックとアリアが関係していたからだと推察されるが、それが何故150年以上も時を隔てる事になったのかは不明である。
「慈悲なき啓示」も何らかの理由によって、アリアを元にしてヴァレンタインを生み出している。
ヴァレンタインはかなりアリアに容姿が近いが、触覚が生えているなど細部は異なっている。
ジャスティスの亡骸がストーリーの重要なファクターとして浮上すると、必然的にアリアの存在にも注目が集まった。フレデリックとの関係性やジャスティスになった経緯が明かされていく中、「あの男」がアリアの復活を目標に動いていた事が判明する。
慈悲なき啓示アリエルスとの戦いに勝利したソル達は、ジャック・オーとジャスティスを融合させることで「あの男」の目的、およびエルフェルトの救出を果たそうとする。ジャスティスの中での凄惨な記憶がトラウマとなっていたアリアは融合を拒んでいたが、土壇場に駆けつけたアクセル=ロウの協力もあって融合に成功し、アリアとして生還を果たした。ソルに抱きかかえられたアリアは、一糸まとわぬ姿であり、髪はジャック・オーのような長髪であった。
ジャック・オーは「アリアのバックアップから培養された存在」と自らを称しており、自らとアリアの意識が分かれつつも混ざりあっているような状況であった(ジャック・オーには大人と子供2つの性格が度々入れ替わるが、大人側の性格は厳密にはアリアと同一ではない)。
アリアとしては「ヴァレンタイン達はアリアの子供みたいなもの」と語っているので、おそらくラムレザル=ヴァレンタインもエルフェルト=ヴァレンタインも、アリアの影響をいくらか受けて生み出されたのだろう。
「STRIVE」でも登場するが、性格はジャック・オーのまま。正確にはアリアの人格はまだ目覚めてはいない。