概要
アニヲタが情報とネタを織り交ぜて創る、百科事典…のようなWebサイト。
設立当初はその名の通りアニメーションや漫画の記事が多かったが、その後生物学、社会問題など様々なジャンルの記事が作られるようになり、およそオタク文化とは関係のないものまで対象範囲は拡大した。
記事の最後には「追記・修正お願いします。」と付けるのがテンプレだが、ここを改変して笑いを取るのもお約束。
項目の作成はログインメンバー限定となっている。
元々は冥殿氏がガラケーで運営していた『アニヲタの集い』の1コーナーだった。
冥殿氏と共同管理者との関係の齟齬が発端となって一旦はアニヲタの集いごと削除され、後にこの「アニヲタwiki(仮)」として再建されたという経緯を持つ。
現在の(仮)の方は冥殿氏とは無関係であり、後にアニヲタwiki(仮)とは別に冥殿氏によってあにぺでぃあも設立されたが、こちらは早い段階で閉鎖されている。
ピクシブ百科事典やニコニコ大百科と並行して活動しているユーザーも多く、ピクシブ百科事典では両サイトにその対象に関する記事があった場合、外部リンクにアニヲタwiki(仮)のURLが貼り付けられているケースも見られる。
同時に一部の項目は文面が互いのサイトをそのままコピペしたものもあるため論争が起こる事もしばしば。
特徴
運営が編集内容にほとんど干渉しないため混沌としているピクシブ百科事典に対し、アニヲタWiki(仮)は詳細なルール(後述)が定められており、それなりの情報量に加え、記述にユーモア性も組み込んだ面白さ、読みやすさが求められる。よって編集合戦が頻発するピクシブ百科事典に比べ荒れにくいが、ルールを読まず安易な感覚で編集をした場合、すぐに規制対象になると思われるので注意。
とりわけ荒らし、誹謗中傷、内輪ネタに関しては極端に厳しい為、匿名掲示板等と同じ感覚で叩きや煽りコメントをすると一発で永久規制を食らうこともある。
また、それらの苦情がアニヲタWiki(仮)総合相談所という掲示板で定期的に議論されており、対象となったコメントの内容やユーザー名などの履歴が掲示板で挙げられてブラックリスト入りされる場合もある。
またアニヲタwikiの改行は独特で、
このように、
句読点や区切りの良いと思ったところで無理やり改行するという風習がある。
元がガラケーサイトだったためと思われるが、最近では別にそうではない記事も多い。
ちなみにピクシブ百科事典でも、
このような書き方が使われている記事はいくつかあるが、
標準的な表記法ではなく、
全体のレイアウトが崩れてかえって見づらくなっている場合もあるため、
あらすじを書く場合など一部例外を除いてやめたほうが良い。
SCP_Foundation関連が充実しており、ギミックが凝っていたりして難解なオブジェクトについても、わかりやすくかみ砕いた解説が載せられている。
ただし版権作品をとりあげたSCPの場合はルール違反にあたる「二次創作に関する記事」扱いとなるため取り上げられない。
とあるポケモンが登場するSCP-2466の記事がかつて存在したが、現在削除されている。
独自のルール設定
個人所有のサーバを用いたWebサイトから、フリーレンタルWikiである@Wikiに移行したため、それに則ったルールが新しく作られている。
特にレンタル元の規約に従う必要もあるため、それまで認められたR-18に相当していたり著作権に抵触する可能性のある画像が禁止されるなど旧時代には存在しなかった制限も増えており、さらに「アニヲタの集い」時代のルールも生きているので項目作成の際はりどみ等を読むのが必須となっている。
独自ルールは次の通り
- 二次創作に関する記事は宣伝とみなされ禁止
- 誹謗中傷や内輪ネタ(動画やコピペも含む)禁止
- 記事を立てる際には1000文字程度(読了時間2分以上)が必要
- 記事を立てた人には管理義務があり、立て逃げ禁止
- 画像には項目内に出典元の表記を義務付けており、また枚数も必要最小限にする。集英社が著作権を持つ画像は全面禁止
- 18禁関連の画像等は全面的に禁止(これは@wiki側の制限)
- 「クリエイティブ・コモンズ」の宣言禁止(記事の出典がCCを使用している場合を除く)
- 速報的な記事は禁止であり、正式リリース(例えばアニメなら放送、漫画やゲームなら正式な発売)から1週間以上待ってから作成できる
- 政治関係、事件の解説など一部の大荒れすることが予想される項目は作成前に要相談
- アニヲタの集い時代に禁止行為とされていたコメント欄での馴れ合い(雑談)を全面的に解禁
外部リンク
アニヲタWiki(仮)(トップページ)