概要
未確認生命体(グロンギ)のうち、ズ集団に属するウツボカズラ種の怪人。タトゥーのモチーフは正面を向いたウツボカズラ。警察からは未確認生命体第10号として扱われている。
作中における2000年2月10日(EPISODE7の2週間前に当たる)にクウガと交戦し、マイティキックで倒されたと記録されている。
グロンギに散見される「設定のみ」の存在の一人であり、その性格や具体的な能力、ゲゲルの内容については不明な点も多いが、容貌に関してはムック本「仮面ライダークウガボックス」に収められている『仮面ライダークウガ デザイン画集』に、検討用の2種類の頭部のラフ画が収録されている。この事から、番組の初期段階では登場が予定されていた事が窺える。
漫画版
同じく設定のみの存在であったメ・ゴリギ・バに続き、第77話にゴ集団に属するグロンギという形で登場。口に二つのウツボカズラがぶら下がったような特徴的な姿をしており、背中からツタを伸ばして攻撃する能力を持つ。
作中ではターゲットを探して商店街を訪れていたが、誰もいないことに腹を立てて触手で町を破壊、そこに駆けつけた仮面ライダーG3と交戦し、「GS-03 デストロイヤー」で両断され倒された。
このGS-03 デストロイヤーは、原典である『仮面ライダーアギト』では躱される、もしくは敵に弾かれてロストするなど、まともに当たったことすらないという扱いであったため、同作がこの装備による最初の撃破例となった。
関連タグ
仮面ライダーディケイド - 同作の「クウガの世界」における未確認生命体第10号。平成仮面ライダーの「10番目」である事から、その繋がりに由来した制作陣の一種のお遊びと推測される
未確認生命体第○号