曖昧さ回避
概要1:トリガーメモリで変身する仮面ライダーWの二次創作ライダー。
概要2:pixivユーザー「深紅」によって書かれていた概要1を掘り下げ主人公としたとされる小説。(現在は削除されている)
概要1
公式仮面ライダーWに出てくるライダー仮面ライダージョーカーの登場を受け、「もしもロストドライバーに入れるメモリがトリガーだったら」という視聴者の強い願望が具現化した二次創作存在。
見た目は、体色が黒から青に変わったような変化しかないのがほとんどである。(実質仮面ライダーサイクロン自体ジョーカーの色変えのような存在だが。)
概要2
さあ…運命の引き金を構えな!
深紅先生が執筆した風都より南町外れの区画 風邸街を舞台とした仮面ライダーWの二次創作,現在四話まで作成されている(四話はマイピク限定)。だが、本家は削除されており現存しているのは有志がより分かりやすく書き換えたものだけである。
2の特徴、問題点
- 見た目は概要1のトリガーと異なり、角は三本、目は鋭くなり、その上、複眼の向上がWとは異なる。
- ただの二次創作であればそこまで話題にならなかったが、劇中に仮面ライダーディエンドや仮面ライダースナイプなど唐突な登場もあり、Wとしての話の接合性が曖昧。
- 話の内容が入ってこない。また誤字脱字も少なくなく、必ずしも読みやすい文章とは言えない。また、Twitter上の絵も決してうまいとは言えない。
- 変身者の名前が風郤棹涂と読みずらい上に覚えづらい。そのため、主人公に感情移入しづらいという点も。性格も良くも悪くもなろう系のような存在。
- 絵や文が拙いだけならここまで話題にはならなかったが、製作者による変身動画が公開された。そこでの見た目は、ぽっちゃりの三十代と作風と見た目が一致しておらず、それでいて「本作のリンクや改定をしたものは処罰」として、Twitter上などで、ブロックや、スペースへの乱入など、対応の悪さが目立った。(顔出ししていなければここまで大ごとにはならなかったのかもしれない)
特撮ファンからは、この内容と人物像の不釣り合いや、閲覧者にケンカを売ったりする態度などから「Syamuの再来」とも一部で言われた。
と、良くも悪くも文体が独特であり読みづらく、また日本語としておかしい部分もあるなど文章自体は褒められたものではない。だが内容は熱い王道ストーリーで執筆者である深紅先生のキャラクター性が受けたこともあり一部の読者に刺さりカルト的な人気を誇るようになった。有志が読みやすく直されたものが出てきたのは内容が評価されている部分が大きいのだろう。
また、対応の悪さはあれど、彼自身が仮面ライダーを愛しているのは間違いなく、彼の夢が具現化したともいえるこの作品自体、劣悪なパクりやイメージを損なう表現が必ずしも含まれているわけではないため、他人の作品を一方的にけなしたり、非難することは必ずしも正しいものではないと心に刻まねばならない。(少なくとも、最低限の校閲は行ってゆくべきだが。)