概要
同名小説と『女神転生』シリーズのタイトルの由来となった初代ヒロイン。通称、ユミコ。
主人公らしからぬ相方の中島朱実とは対照的に、優しく清純な性格の正統派ヒロインである。
イザナミの転生体である彼女が中島朱実の通う十聖高校に転入したことが、物語の幕開けとなる。
イザナミの強大な理力(念動力と発火能力)を受け継ぎ、高濃度の生体マグネタイトを保有する特殊体質ゆえに、それを人間界に留まる縁とする悪魔たちから狙われる。特に原作小説第2巻「魔都の戦士」はその体質と力ゆえの彼女の受難の話と言えるかもしれない(注1)。
「イザナミ神の器」という、シリーズ全編にわたるキーパーソン。
悪魔の跳梁や世界動乱などの周囲の喧騒には一切目もくれず、最初から最後まで、ただひたすら中島朱実との愛に生きた。
ゲーム内での役割は、戦士兼魔法使い。
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(注1)悪魔に彼女自身の家族―母(イザナミではなく、人間としての弓子の母親)・父・弟―を皆殺しにされ、悪魔に操られた中島の母を殺めてしまい、彼の非難の言葉を受け、さらに心を深く傷つけられる。さらにその傷心を癒す間も無く敵に捕われ、全裸に剥かれて
エジプト十字架にかけられ、セト実体化の核として体を利用され、その美しい両目をも失明させられてしまう。