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ウォルム(濁る瞳で何を願う)の編集履歴

2021-11-26 14:04:30 バージョン

ウォルム(濁る瞳で何を願う)

うぉるむ

「濁る瞳で何を願う」の主人公。

概要

本作の主人公。ハイセルク帝国出身。農村生まれの三男坊。年齢は20歳。

デュエイ分隊に所属する一般兵。異世界人「高倉頼蔵」の前世の記憶を持つ青年。


経歴

【ハイセルク帝国兵編】

20才で徴兵され、兵役に就く。半年後にマイヤード攻略戦で《強撃》と《鬼火》のスキルが覚醒し「ハイセルクの鬼火使い」として怒涛の勢いで戦果を挙げていく。しかし四か国同盟軍との戦で仲間達を失い、復讐心から単騎で野営地を襲撃。指揮系統を破壊し「三英傑」のアヤネを捕虜に成功。その功績から騎士爵を賜りジェラルドの元に配属され、アヤネの護衛の任に就く。

四カ国同盟が起こした大暴走に立ち向かい、戦時大隊長の座に就きダンデューグ城で奮闘するも鬼王に目を潰され、アヤネの治療で魔眼を移植される。ところが戦闘中に瓦礫に押し潰されて意識を失い、大暴走が終息した後に目覚める。再び仲間を失い、故郷や祖国までもが滅んだ現実に絶望する。


【傭兵編】

一年後は群島諸国に渡り自堕落的な生活を送っていたが魔眼の後遺症に悩まされ、治療薬の資金を稼ぐべく内乱に参加。ダリマルクス家側に加わり、《鬼火》で友兵を巻き込む形で勝利に貢献するものの処罰を恐れ、逃げるように旅立つ。船で迷宮都市に渡り、真紅草を手に入れるべく冒険者ギルドに登録せず単身で迷宮に挑むが深層前に限界に達し、冒険者パーティ「三魔撃」に加わり制覇した。式典で一世紀前に滅んだグンドール家の逆襲に巻き込まれ、死んだ恩人の為に報復を決意。冒険者と兵員達の共闘で都市を破壊した腐骨龍の討伐に成功した。


性格+能力

性格

冷静かつ善良。一定の懐に入れば割と社交的で軽口も好む。

前世の道徳観を持つが故に戦争に順応する自身に嫌悪し、他者への施しを偽善と自嘲する。真面目な性分と過去の諍いから冒険者を嫌っている。飲酒も喫煙もする。

良くも悪くも中途半端な全体主義者。前世の経験から出自は農民でも最低限の礼儀作法を弁えている。ただし記憶故に知識は徐々に曖昧となり、現世の生活観に感化されている。

女性に性的な関心を抱く描写はなく、おそらくは恋愛未経験と思われる。


能力

火、水、風属性魔法の適正持ち。火と風は高い適正を持つが水は最低限。

魔力量は具体的な数値は不明だが「爆発的」との事。

火魔法は蒼炎が特徴。火・熱耐性を持ち、同属性魔法はほぼ無効。魔眼の能力は動作の遅延。


  • 《強撃》

物理スキル。


  • 《鬼火》

火属性魔法。ウォルムの十八番スキル。

群島諸国編では魔眼の後遺症により一旦使用を封印される。


  • 《トーチ》

火属性魔法。


  • 《火球》

火属性魔法。


  • 《火槍》

火属性魔法。


  • 《バースト》

風属性魔法。


  • 《リリース》

風属性魔法。


容姿+装備

容姿

普通。その意外性から一部の仲間や初見の敵兵達から恐怖を抱かれる事が多く、作中では「悪魔」「人畜無害だと信じていた隣人が、連続殺人犯のサイコパス野郎だった」と例えられる程ギャップが酷い。

第一幕では威圧しなければ村人Aに見られていたが、第二幕では殺伐とした雰囲気を纏うようになる。

四カ国同盟軍との負傷で片目が濁り、魔眼が移植されても変わらない。

魔力を通すと瞳孔が細くなる。目の色は黒色→金色。


装備

武器斧槍・魔法剣
防具鬼の面・ハイセルク製鎧
装飾品魔法鞄

前世

前世は高倉頼蔵。享年33歳。

職業はサラリーマン。老け顔。出勤中に心筋梗塞で死亡する。

中途半端な全体主義者。


関連タグ

濁る瞳で何を願う 狂戦士

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