中華人民共和国の自治区
ヒマラヤ山脈や崑崙山脈に挟まれ、平均高度約4500mの高原が広がるアジアの地域。
中国語では「西蔵(せいぞう)」と呼ばれ、かつては「吐蕃(とばん)」が存在した。
主にチベット民族が住み、ラマ仏教を信仰している。その最高位がダライ・ラマで、現在はダライ・ラマ14世。
古くから中国の影響や干渉を受け、20世紀半ばに中華人民共和国の支配下に置かれた。
自治区となっている現在の状況は悪く、中国による地域・民族問題は続き悪化している。
なおインドに亡命政権が存在し、独立を主張している。