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JR宇都宮線の編集履歴

2022-06-06 11:09:13 バージョン

JR宇都宮線

じぇいあーるうつのみやせん

JR宇都宮線とは、東北本線の東京〜黒磯間の愛称である。

路線データ

路線長163.5km
最高速度120km/h
軌間1067mm
駅数34駅(起終点含む)
電化区間全線直流電化(1500V)
複々線区間上野駅尾久駅
複線区間東京駅~上野駅,尾久駅~黒磯駅(京浜東北線などを含めない)
運転指令所東京総合指令室(上野駅~那須塩原駅ATOS)

概要

JR東日本東北本線のうち東京駅黒磯駅間に付与されている愛称。

東武鉄道東武宇都宮線と区別する際に使う。


尚、電車特定区間は東京駅〜大宮駅間である。

以前、埼玉県知事が大宮以北に電車特定区間拡大を要請しているが具体的な進展がない。


以前は全線を通して運行される列車も存在したが、2022年3月のダイヤ改正で系統分離され、早朝の小山発黒磯行(初電)を除いて宇都宮駅を跨いで運転される列車は消滅した。

これに伴い宇都宮~黒磯間のグリーン車の併結が終了となった。


主な種別

快速(湘南新宿ライン系統)

宇都宮線の速達電車であり、赤羽駅から山手線(山手貨物線)を経由して大崎駅から横須賀線に直通する。

快速運転は大宮~小山間で、横須賀線内は普通列車として運行される。

上りは大宮駅で上野東京ライン普通電車に接続する。


快速ラビット(上野東京ライン系統)

尾久・上野・東京方面へ向かう快速列車。

元々はこちらが中心であったが、湘南新宿ライン開業後は大半の列車が湘南新宿ラインの快速に置き換えられたため、現在は本数は少ない。

2021年のダイヤ改正では通勤快速が廃止になり、ラビットに置き換えられた。

2022年現在は早朝の東海道線からの直通列車が2本、夕方に上野発宇都宮行が4~5本と宇都宮発上野行が3本設定されている。

上野東京ラインは上記の早朝の列車のみであり、東海道線区間(東京まで)は普通列車として運行される。


普通

各駅停車で、大半の列車が東海道線に直通する(上野東京ライン系統)。

以前は東海道線区間で快速アクティーになる列車も存在したが、2021年3月のダイヤ改正で日中のアクティーが消滅(これに伴いアクティーは全て東京発に)したことで、現在は全ての列車が普通となっている。


駅一覧(東京駅以北)

駅名ラビット湘南新宿ライン快速乗り換え路線備考
東京
  1. 山手線/京浜東北・根岸線/東海道線/高崎線/常磐線(上野東京ライン)/中央快速線/横須賀線総武快速線/京葉線武蔵野線
  2. 東北新幹線(北海道新幹線/山形新幹線/秋田新幹線)/上越新幹線/北陸新幹線
  3. 東海道新幹線(JR東海)
  4. 東京メトロ丸ノ内線/東西線(大手町駅)
上野
  1. 山手線/京浜東北・根岸線/常磐線/高崎線(上野東京ライン)
  2. 東北新幹線(北海道新幹線/山形新幹線/秋田新幹線)/上越新幹線/北陸新幹線
  3. 京成本線(京成上野駅)
  4. 東京メトロ銀座線/日比谷線
当駅を始発・終着とする列車は多い
尾久高崎線
赤羽京浜東北・根岸線/湘南新宿ライン/埼京線/高崎線ここまで東京都
浦和京浜東北・根岸線/湘南新宿ライン/高崎線これより埼玉県/2013年3月までは湘南新宿ラインは通過していた
さいたま新都心京浜東北・根岸線/高崎線
大宮
  1. 京浜東北・根岸線/高崎線(湘南新宿ライン)/埼京線川越線
  2. 東北新幹線(北海道新幹線/山形新幹線/秋田新幹線)/上越新幹線/北陸新幹線
  3. 東武野田線
  4. ニューシャトル
下り湘南新宿ラインと下り上野東京ラインは別ホーム(上りは同一ホーム)
土呂
東大宮2021年3月13日から快速停車駅に昇格
蓮田
白岡
新白岡
久喜東武伊勢崎線
東鷲宮
栗橋東武日光線ここまで埼玉県/新宿からのスペーシアきぬがわ/日光が当駅で東武日光線/鬼怒川線に乗り入れる
古河唯一茨城県の駅
野木これより栃木県
間々田
小山
  1. 両毛線/水戸線
  2. 東北新幹線(北海道新幹線/山形新幹線/秋田新幹線)
小金井当駅を始発・終着とする列車は多い(主に上野東京ライン)
自治医大
石橋
雀宮
宇都宮
  1. 日光線/烏山線
  2. 東北新幹線(北海道新幹線/山形新幹線/秋田新幹線)
烏山線は当駅で回転/黒磯発の上りはここが終点
岡本
宝積寺烏山線烏山線は当駅起点
氏家
蒲須坂
片岡
矢板
野崎
西那須野
那須塩原東北新幹線(北海道新幹線/山形新幹線/秋田新幹線)
黒磯東北本線(主に新白河方面)東北本線は当駅を境に運転系統が分断される。Suicaの対応エリアはここまで

使用車両

現在

優等列車

253系…特急「日光」・「きぬがわ

東武100系スペーシア


一般車両

E231系…近郊タイプの1000番台を使用。基本編成(10両)と付属編成(5両)があり、基本編成の4・5号車には2階建て車両のグリーン車が連結されている。E233系とは共通運用で、両車で連結して運用されることもある。2022年のダイヤ改正をもって宇都宮-黒磯間の運用から撤退した。

E233系…近郊タイプの3000番台を使用。基本的な仕様・運用はE231系と同じ。

EV-E301系…烏山線直通列車用として使用。

E131系…2022年のダイヤ改正で運用開始し、宇都宮-黒磯間で使用される(一部列車は小山まで乗り入れ)他、日光線でも使用される。3両編成15本が導入される。


過去

優等列車

485系489系

185系…主に200番台を使用。

24系

E26系


一般車両

115系…かつての主力車両。

113系…横須賀線にE217系を投入した余剰車が当路線に転用され、短期間だが運行された。

211系…かつての主力車両。

107系…日光線からの直通列車に使用。

205系…宇都宮-黒磯間・日光線での主力車両で、2022年まで使用された。

キハ40系…烏山線での主力車両で、2017年まで使用されていた。


余談

2010年おはようとちぎ・ホームタウンとちぎ廃止によって宇都宮線内を相互発着する優等列車は運行されなくなり、かろうじて残っていた夜行列車も2016年に全て廃止され、現在は他線からの直通列車のみ運行されている。


宇都宮-黒磯間は2022年のダイヤ改正で大きく運用が変更され、使用車両の更新やワンマン運転開始、上野方面からの直通列車廃止等が行われた。

しかし、混雑対策を行わないまま減車(それまで使用されていた205系は4両編成だったが、新たに投入されたE131系は3両編成。定員も100名以上減少)・減便をしたため、通勤・通学ラッシュを中心に混雑が悪化しており、午後4時台でもホームがごった返しており、発車する列車も超満員(酷いときには積み残しも発生)であった。地元の高校生からの不満の声がメディアに取り上げられ、当路線と日光線が問題視されている。


関連タグ

E231系 E233系

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