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清らかな心を踏みにじられた戦士の編集履歴

2012-03-12 23:39:21 バージョン

清らかな心を踏みにじられた戦士

きよらかなこころをふみにじられたせんし

SFCのシミュレーションRPG『バハムートラグーン』の主人公ビュウの非常に哀れな状況を慮って名付けられた肩書き。

バハムートラグーンの主人公ビュウ。カーナの王女ヨヨと幼い頃に恋仲になり、思い出の教会にて「大人になっても今と同じ気持ちで、教会に誘ったら一緒に来てくれる?」と約束されていた。


しかし再会したヨヨは、敵軍の将軍パルパレオスにベッタリだったのである。

でもこれぐらいならばよく有ることだし、なにしろ戦争中であり、ヨヨも敵軍に囚われの身だったので、ストックホルム症候群ということで簡単に説明がつく。


しかし…そうも言えなくなるシナリオが待っていた……!


ビュウとのエピソードを聞かされたパルパレオスは、ヨヨに「ここが思い出の場所なのか?」と問う。

だが、ヨヨからは驚愕の返答が。


「ううん・・・思い出の場所なんかじゃない。

 だって・・・私たち・・・これからはじまるんですもの。

 (中略)

 その時にはここが思い出の教会になっているの。


一体約束とは何だったのか。

これをヨヨはあろうことか、ビュウの前でサラリと激白したのである。

(なお、このエピソードはまだまだ序章に過ぎないことを付け加えておく)


発売当時、冗談抜きに多くのプレイヤーの心はぐちゃぐちゃのギッタギタに踏みにじられた

本ゲームで名前を変更できるのは、主人公ビュウ、ドラゴンたち、そして問題のヨヨのみ。

ゲーム内の科白から、ヨヨに好きな人の名前を付けたプレイヤーも多かったらしく、期待に胸を高鳴らせていただけに「思いっきり上げておいて奈落の底まで落とされる」地獄のような仕打ちを味わったのである。

(実はむしろ、奈落の底に落とされた後が本当の地獄である。「落とす」事自体なんて序の口、それがこのエピソードの怖さなのだが···)


もう1つの問題は、ビュウはDQ型の「喋らない主人公」だったことである。

したがってプレイヤーは、ビュウがどのような心境なのかを察することも出来ず、その哀れさ故に、ついにこの肩書きがついてしまったものと思われる。


挫けるなビュウ。捨てる神あれば拾う神ありだ!


『思い出の教会』についての余談

バハムートラグーンというゲームは見下ろしマップ型のシミュレーション・RPGであり、属性攻撃で地形を変化させることが出来る(河を凍らせて渡河、森を焼き払って進軍、雷を落として建築物を破壊、など)。


そして、『思い出の教会』は、戦闘中には一般の建築物と同じく扱われる。


つまりは憂さ晴らしや仕返しに似たことも出来る仕様なのである。

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