概要
地球には「どうしてこうなった」と言わんばかりの殺傷力を有する生物や物質が多数存在する。
刺されると5分で死ぬクラゲ、毒針を飛ばす貝、触れただけで炎症を起こす毒キノコ、某トランスフォーマーのごとく変形する殺人プランクトン等。
天然危険物の一覧
生物
植物
アオコ(毒を持つ種が大発生すると水域周辺を死の世界に変える)
ギンピ・ギンピ(どこを触っても棘が食い込み、激痛は2年以上続く)
ジャイアント・ホグウィード(樹液に触れた者は致命的な光線過敏を起こす。そんな樹液で全身を覆っている)
チョウセンアサガオ(ダチュラとも呼ばれ、摂取すれば幻覚や呼吸困難を引き起こす)
トリカブト(毒草の代名詞)
トウゴマ(トウゴマ由来の毒素「リシン」は暗殺にも使われた)
ナガエツルノゲイトウ(他の植物が生育する余地を残さない驚異の増殖力。「地球上で最悪の侵略的植物」の称号持ち)
ベラドンナ(全体に毒を持ち、中毒が起きると嘔吐や異常興奮を起こして最悪死ぬ)
マンチニール(毒リンゴと言われた中南米の木で、全身に毒を持つ)
菌類
アスペルギルス(最強のカビ毒と言われる「アフラトキシン」を生産するカビ)
カエンタケ(触っただけで炎症を起こす)
ドクツルタケ(高い毒性故に白い殺し屋、殺しの天使と呼ばれる)
ドクササコ(やられると急所が酷い事に)
プランクトン
フィエステリア(殺人プランクトン)
細菌・ウイルス
溶血性連鎖球菌(いわゆる風邪菌だが、感染状況によっては致死率9割)
狂犬病(発症前にワクチンを打たなければ助からない。現在致死率10割)
HIV(感染者の免疫機構を完全に無力化する)
麻疹(感染力では最強クラス。獲得免疫無効化のおまけ付き)
ボツリヌス菌(自然界最強の毒を生成する。理論上1gで100万人殺せる)
寄生虫
レウコクロリディウム(不気味な寄生虫で、野生のブラクラ)
日本住血吸虫(水に入ると皮膚を突き破って人体に入り込む。現在は根絶)
エキノコックス(脳にまで巣食う。発症した時点でほぼ助からない)
マラリア原虫(人体の免疫が通用しない上、現在でも特効薬がキニーネだけ)
刺胞動物
イルカンジ(刺されると勃起して死ぬ極小のクラゲ)
カツオノエボシ(いわゆる電気クラゲ)
マウイイワスナギンチャク(毒生成の過程で周囲の水にも毒を充満させ、近くにいるだけで危険)
ヤツデアナサンゴモドキ(触ると火傷の様な激しい痛みを伴う事からファイヤーコーラルと呼ばれる)
軟体動物
アオミノウミウシ(猛毒のカツオノエボシを食べて毒を体内に蓄える)
アンボイナ(毒針を持つ殺人貝)
カタツムリ(広東住血線虫を始め、致死性の寄生虫を持つ)
ミナミハナイカ(毒の強さはヒョウモンダコに匹敵するとも)
昆虫
アオバアリガタハネカクシ(通称「やけど虫」であり、体液に触れると火傷の様に爛れる)
蚊(人間より多くのヒトを殺してきた疫病の運び屋)
ゴキブリ(ゴキブリが徘徊する事で保有している菌をまき散らし、食中毒の原因になる)
グンタイアリ(大群で襲いかかり天敵の蛇以外、全ての動物を喰い尽くす)
トノサマバッタ&サバクトビバッタ(稀に大量発生して災害クラスの蝗害を起こす)
パラポネラ(刺されると痛い虫No.1とされ、痛みの持続力から24時間アリと呼ばれる)
ヒアリ(毒性も強いが農作物や電気系統への被害が増加している)
ブラジルサシガメ(吸血の刺し傷から人体に寄生虫が入れば最悪、急性心不全になる)
ベネズエラヤママユガ(ハブやマムシと同じ出血毒を持ち、毒が回ると脳内や内臓から出血する)
マイマイカブリ(お尻から噴射する酸を浴びれば失明の恐れがある)
ミイデラゴミムシ(毒ガスを持つ虫)
その他節足動物
ウモレオウギガニ、スベスベマンジュウガニ(猛毒の塊で、食べたら死ぬ)
カブトガニ(タイでは食べるが、2~6月は有毒プランクトンを食べているので死亡例もある)
クロゴケグモ(毒グモ界のコブラ)
クロドクシボグモ(強い神経毒を持ち、人なら何も処置をしないと30分以内に死ぬ)
シドニージョウゴグモ(最も危険な毒蜘蛛で、咬まれれば心臓ショックで死ぬ場合が多い)
ベトナムオオムカデ(凶暴で毒性が強い為、幼児の死亡例もある)
モンハナシャコ(高速パンチは拳銃並みの威力)
ヤシガニ(雑食で有毒植物も食べる上、消化管の有毒な未消化物を食べると中毒になる)
魚類
アブラボウズ(おいしいけど食べすぎ注意)
オニオコゼ(背ビレの棘が猛毒で最悪、呼吸困難や心臓衰弱で死ぬ)
カンディル(アンモニアを頼りに大群で獲物の体内に潜り込み、喰い荒らす)
ゴンズイ(背びれと胸びれに毒のトゲがあり、死んでも毒は残る)
ダツ(ライト等の光に反応して突進してくるので、刺されば最悪死ぬ)
デンキウナギ(最大850ボルトの電流を発生させる)
フグ(猛毒で有名)
ホホジロザメ(有名な人喰いサメ)
ミノカサゴ(全身に猛毒のトゲを持ち、人を恐れない)
両生類
オオヒキガエル(毒性が強く、人の目に入れば失明、大量に摂取すると心臓麻痺の恐れがある)
カリフォルニアイモリ(卵の時から猛毒テトロドトキシンを持つ)
ヤドクガエル(毒性が強い種は触るだけでアウト)
爬虫類
ウミヘビ (海のコブラ)
コブラ(THE毒蛇)
ドクハキコブラ(猛毒なので嚙まれたら命に関わり、目に毒が入れば失明する)
ブラックマンバ(最速の毒蛇)
鳥類
ヒクイドリ(死亡例もあり、キック力は最大120キロと言われている)
ピトフーイ(ヤドクガエルと同じ強力な神経毒を持ち、毒性はフグ毒の4倍とされる)
哺乳類※ワクチン接種が確実でない哺乳類は全て狂犬病キャリアになり得る
アフリカゾウ(力が強い上に気性が荒く、簡単に車をひっくり返す)
イノシシ(野生の戦車)
カバ(ゾウより犠牲者が多い)
熊(説明不要)
シャチ(海のギャング。サメやホッキョクグマをも喰らう海の食物連鎖の頂点。知能が高い故に獲物を残忍に甚振る)
スカンク、ゾリラ(悪臭が目に入れば失明、口に入れば呼吸困難になる恐れが)
スローロリス(毒を分泌するサルで、嚙まれるとアナフィラキシーが起きる場合も)
チンパンジー(非常に狂暴)
ネズミ(蚊と並ぶ疫病の運び屋)
ヤマアラシ(アルミ缶を突き刺す程に針が鋭いので、クマやトラでも滅多に襲わない)
ラーテル(ライオンに立ち向かう程凶暴で、背中の皮膚が分厚くライオンの爪も通さない)
ヒト(核兵器を扱う最凶生物)
物質
セレン(必須ミネラルだが、摂り過ぎると危険)
ヒ素(ミスター毒物、ほぼ全ての化合物が有毒)
酸素(物質を酸化させる・反応性の高さでは猛毒の元素)
アルカリ金属・アルカリ土類金属(理科の実験でお馴染み、水と反応してファイアー)
硫化水素(中毒死した遺体の残留ガスすら危険)
二酸化硫黄(ミスター火山ガス)
一酸化炭素(同上)
地形
砂漠(昼夜の寒暖差が激しく、砂嵐が吹き荒れる。逃げ場が無い)
高山(低酸素や低温、乾燥した環境は命を奪うばかりか死体が土に還らない)