後鬼(ごき)
役小角の使役したもう一人の鬼神。千数百年の間、子孫の中を転生し続け、膨大な知識を得た。もともとは「空」「水」「地」「火」「風」の五つの力を持っていたのだが、子孫たちにはそれぞれ一つずつしか受け継がせなかったために覚醒したばかりの頃は守護と回復の「空」の力しか使えなかった。(後に神仙坊の「地」の力と母親の「水」の力を取り戻した。)前鬼とは対照的に温厚な性格で、小明のことを「マスター」と呼び、サポートする。ちなみにボディカラーも前鬼の紅(赤)に対して蒼。
後鬼丸(ごきまる)
鬼神後鬼の血を引く一族の若。とても臆病な性格だったが、後鬼として覚醒した後、心が後鬼と融合したため大人っぽくなった。
アニメ版では後藤晶という名前があり、設定も異なる。
「空」の力
後鬼の五つの力のひとつ。敵を弾き飛ばす盾「守護光盾」(しゅごこうじゅん)とドーム状のバリア「守護天蓋」(しゅごてんがい)などの守護の力と傷や毒を治す回復の力「回復光」(かいふくこう)を使える。
「地」の力
肉体を主とした戦法を得意とする力で「不動龍根」(ふどうりゅうこん)という棒を使えるようになっている。
「水」の力
氷の力を操ることができる。切り裂いた敵を凍りつかせて破壊する「氷牙斬」(ひょうがざん)と強力な冷気で周囲のものを凍らせる「凍結波」(とうけつは)を使える。