ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

妖怪アパートの幽雅な日常の編集履歴

2012-03-28 22:05:06 バージョン

妖怪アパートの幽雅な日常

ようかいあぱーとのゆうがなにちじょう

講談社YA!文庫より出版されている児童書。作者は香月日輪。 全10巻。

ストーリー

主人公稲葉夕士が妖怪だらけのアパート通称『妖怪アパート』で様々な出来事を通し、成長していくさまをかいた物語。

『妖アパ』と省略されることも。


登場人物

主人公

稲葉夕士

主人公。中学1年のときに両親を交通事故で亡くし、中学校3年間は伯父の家で過ごしたが、伯父一家とはあまり折り合いがよくなく、高校進学を機に学生寮で一人暮らしを決断。ところが、学生寮が火事で全焼してしまい、「前田不動産」で格安アパート「寿荘」を借りるが、それが「妖怪アパート」だった。アパートでは202号室に住んでいる。一度「普通の世界に戻る」という理由でアパートを去ったが、「普通とは何か」をよく考えた末に再び戻ってくる。

当初はアパートの住人たちによって常識を破壊され続けていたが、時が経つにつれてさまざまなことを吸収してゆく。本人も高校卒業後は公務員か県職員になるつもりだったが、のちに大学進学を決意する。普段はツッコミ担当だが、時折セクハラとも受け取れる発言をすることがあり、周囲からつっこまれることがある。「青春したい」と漏らしているが、中学生時代長谷に「紹介してくれ」と言う女子がいたり、高校時代も仲のいい女子が複数いたりと自覚せずに青春している。

最終巻では、古本屋と一緒に海外旅行をした後、世界的に有名な小説家になる。


妖怪アパートの住人

一色黎明

102号室。有名な詩人で童話作家。夕士曰く「子供のラクガキのような顔」。性別は男性だが一人称は「アタシ」で、オネエ言葉で話す。

その耽美でグロテスクな作風と文体から一部に偏執狂的なファンを持ち、熱狂的なファンの1人に刺されそうになった事がある。


久賀秋音

鷹ノ台の高校に通う女子高生。昼間は高校に通い夜は人間・妖怪両方を診る「月野木病院」で丁稚奉公として働く、除霊師の卵。

両親共に霊感を持つ家系で、小学生の時に「久賀流心錬術」という精神修行道場の門下生になり、裏で霊能力者の修行を積む。「久賀秋音」は小学6年生の時に才能を認められた際に貰った偽名であり、本名ではない(本名「鈴木まゆこ」)。夕士が「プチ」の主となったことから、彼の霊力トレーニングを手助けする。性格は明るく朗らかだが、時折長谷の様なシビアさを見せる事も。かなりの大食いで、毎巻ごとにその大食漢っぷりを披露している。


深瀬明

103号室。外見は暴走族の頭(ヘッド)にしか見えない、流離のヤンキー画家。

相当な場数を潜っている事を窺わせるほど喧嘩が強く、本人も好戦的。性格は頼れる兄貴分といった感じだが、第3巻では「救えないものは、救えない」とバッサリ切り捨てるリアリストな一面を覗かせた。パフォーマンスとしてたまに個展で暴れるらしく、それを楽しみにするファンもいる。「シガー」という名の愛犬を飼っている。


203号室。長身痩躯で長髪、黒ずくめの美男子という出で立ちだが、年齢不詳。

かなりの力を持った霊能力者で、彼がアパートにやってくると妖怪たちも襟を正すような存在感の持ち主。秋音にとっての憧れの君。普段は温厚だが、自分の力で困難を乗り越えようとしない人間には力を貸さないという、冷たい面も持つ。


古本屋

妖怪アパートの住人だが、普段は世界各地を歩き回っている。時折妖怪アパートに帰ってご飯を食べ、「日本人でよかった」と絶叫する。骨董屋と同じく怪しいものを扱っているらしく、一度ヴァチカンの「奇跡狩り」に連行されたことがある。

『下町不思議町物語』にも登場する。


骨董屋

怪しげな商品を売る商人。オールバックで薄い口髭、黒いコートを纏い、左目には幅の広い眼帯。いつも大きな荷物を背負い、編み笠をかぶった従者を5人ほど従え、次元を超えて品を求め旅をしている。怪しいものも扱っているらしくヴァチカンの「奇跡狩り」から追い回されている。

このページは書きかけです

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました