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タケミナカタの編集履歴

2012-04-13 12:22:32 バージョン

タケミナカタ

たけみなかた

建御名方神は古事記に登場する神。名は建御名方富神、南方刀美神ともされる。

概要

タケミナカタは大国主神(オオクニヌシ)の御子神で、伝承によっては母は沼河比売(ヌナカワヒメ)とされる。
名の語源は“水の方”“水潟”で、鎮座地の諏訪湖の水神を指すという説がある。の神であることから農耕神としての神性を持ち、狩猟神としても信仰される。なお、『梁塵秘抄』の“関より東の戦神、鹿島、香取、諏訪の宮”などで最も知られている軍神としての性格は、諏訪信仰の拡大と共に武家の間で崇められたことから強調されたものであるという。

古事記のタケミナカタは、高天原から出雲のオオクニヌシに対して国譲りを促す使者を二度派遣し、いずれも失敗したことから武甕槌命(タケミカヅチ)が送りこまれる件で登場する。
勇猛なタケミカヅチは天から伊奈佐の小浜に降るや、オオクニヌシに対して服従と葦原中国の委譲を要求する。オオクニヌシは子であるタケミナカタと事代主神(コトシロヌシ)に意向を尋ねるように答え、コトシロヌシはすぐに天津神に従うことを受諾した。
しかし、千引石(千人引きの大岩)を担いで現れたタケミナカタは、この要求を拒否しタケミカヅチに力比べを挑んだ。タケミナカタが相手の手をとろうとすると、その手が氷柱に変わってタケミナカタを怯ませ、逆にタケミカヅチは葦の若芽を摘むようにタケミナカタの腕を握り潰して投げ飛ばしてしまう。
逃走したタケミナカタは信濃の諏訪湖に追い詰められて殺されそうになり、オオクニヌシとコトシロヌシの決定に従うこと、諏訪の地を出ないことをタケミカヅチに誓って降伏した。

タケミナカタは古事記においては出雲の神として扱われている。
だが、諏訪大社の縁起『諏訪大明神画詞』ではタケミナカタが他所から諏訪の地に入って土着神である守矢(洩矢)神と戦い勝利したことが記されているが、“出雲から来た”というような記述は存在しない。
また、諏訪大社の伝承ではタケミナカタの妻は八坂刀売神(ヤサカトメ)とされ、御神渡りは上社のタケミナカタが下社のヤサカトメの下へ訪れる際にできたものとする伝説がある。

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日本神話 古事記 国津神