CV・阿部敦
概要
深紅の長髪が特徴の青年。飄々としており、普段はどこかぼんやりした性格だが、ファイトになった途端雰囲気が変わる。その正体は、ヴァンガード全国大会で初出場ながら優勝したチーム「FFAL4(フーファイター・エーエルフォー)」のリーダー。
使用デッキは「シャドウパラディン」で構成されたデッキ。
櫂トシキとは昔馴染みで、かつては同じヴァンガード同好の士だった。櫂に憧れを抱いていた節があり、彼を真似た台詞回しが多い(「THE」「ファイナルターン!」など)。
しかし櫂と新城テツのチームメイトとしてふさわしくあろう強さを求める内に、PSYクオリアを発現させたことからその能力を忌み嫌う櫂と決裂してしまう。自分のもとを去った櫂を見てレンは「捨てられた」と思い、激しい憎悪を抱くようになる。
なお中学時代に家の都合で転入して来た櫂と知り合った当初は、多少天然(電波)の気はあるが、天真爛漫であどけない少年だった。テツ、櫂とチームを組み、突拍子もない言動を見せては周りに笑いを振りまいていたという。そんな少年が・・・どうしてこうなった。
先導アイチがPSYクオリアを発現させたことを知ると、彼の更なる能力を引き出そうと第43話にてシャドウパラディンを渡し誘惑するも、櫂により阻止されてしまう(第50話)。その後第57話にて櫂はレンもPSYクオリアから目覚めさせようと挑むが、レンはそれを退けた(第58話)。
第65話にてアイチにファイトで敗北し、テツ、櫂との日々、そして元々のヴァンガードを純粋に楽しんでいた頃の自分を思い出したことによりPSYクオリアは解け、ヤンホモから爽やかイケメンへと変わった。敗北したとして一度切り捨てた鳴海アサカも再びAL4に引き入れ、櫂への憎悪も消えた様子。
2期のキービジュアルでQ4と並んでいることから、仲間になる可能性が示唆されている。
漫画版との相違点
外見などはアニメ版と一緒だが、性格や言動はアニメ版よりもキツ目。
また自身が率いる組織、FFもアニメ版はヴァンガードファイトを用いて謎の研究を行なっている組織である事に対し、コミック版のFFはカードの強奪など犯罪行為に手を染めている。
幼少期は親に虐待されていた過去を持つなど、少々ハードな人生を歩んできている模様。
注意
たまに雀「々」森や、雀「ケ」森などの誤字が見受けられるが
正しくは雀「ヶ」森表記なのでタグ登録の際はご注意を。
「徹子」と「貞子」
いずれも、レンに対するファンからの愛称。
発祥はいずれもニコニコ動画での公式配信。
由来
徹子
第1期オープニング「Vanguard」で、一瞬だけ(0.55くらい)レン(顔には影がかかっている)が映るカットがある。
その部分の歌詞、「3,2,1,Let's Go!」が「3,2,1,徹子ォ!」に聞こえた(=空耳)ニコ動視聴組が、その後OPのそのシーンで「徹子ォ!」弾幕を発生させたのが原因。それ以降、レンは登場前からファンの間で「徹子」と呼ばれ続け、現在も愛称の一つとして完全に定着している。レンが登場するたび「徹子ォ!」弾幕が流れるのは最早お約束。
貞子
34話から新しくなったオープニング「Believe in my existence」においてレンの登場シーン(1.08くらい)のレンが登場するカットの歌詞「きっと僕等は STAND UP SO 負けない」の英語部分が「貞子ォ!」と、やはり空耳で聞こえてしまうのが原因。そして無事(?)、レンに新たな愛称「貞子」が加わった。
以上のエピソードはいずれもニコ動発祥ゆえ、ニコ動でヴァンガードを見ていない人には伝わらないネタである可能性が高いのでご注意を。