政治への最高責任者
君主制の以外の国家の最高地位
君主制の国家では皇帝・国王などの君主、共和制の国家では大統領が元首とされることが通例。
東ドイツの国家評議会議長なども元首に該当するがいずれにしても『政治への責任がある』
その国の政治がうまくいかないときは国民より早くに責任の処置をとらなくてはならない。
※政治に責任を取らなくていいのは『皇帝』・『専制君主』しか当てはまらず、
結果的に責任が生じる
元首の称号の例
君主制国家
天皇(元首相当)
※現在の日本の天皇が「元首」であるか否かは諸説存在するが、外交慣例上は元首として待遇されている。(総理大臣が元首という動きもある)
共和制国家
古代ローマの「元首」(ローマ元首)
ここでいう「元首」は現代のものとは異なる意味である。
ローマの「市民の第一人者」の意味で内戦を勝ち残ったオクタウィアヌスが
ローマニアの元首として立ち回り ローマニアでの超越的な権力を立てる。
ローマニアの共和政の形式を残して身に帯びた称号の一つである。