ソースとは
ここでは1.について説明する。
概要
もともとは塩漬けにした食材(肉、魚、野菜など)が発酵することで出てきた汁を、ほかの食べ物の味付けに用いたものである。したがって「ナンプラー」や「しょっつる」などはソース本来の姿に近いと言えよう。
語源はラテン語の「塩漬けにした」に由来する。ちなみに「サラダ」/「サルサ」も同じ語源に由来している。
日本語での「ソース」として一般的なものはイギリスで生まれた「リー&ペリン(・ウースターシャー)ソース」を基に生まれた“洋食”調味料であり、基の名に因んだ「ウスターソース」をベースにとんかつやたこ焼き、お好み焼きや焼きそばなどの用途別専用ソースが生み出された。
現在は、食材が発酵してできた汁を混ぜる昔ながらのソースのほか、食材の煮汁を煮詰めて味を付けたもの(グレービーソース、ミートソースなど)なども「ソース」と呼ぶ。
肝腎な点は「ほかの食材に掛けて味を調える」という点である。