概要
ダーク・シュナイダー(D・S)四天王の一人。人間とダークエルフのハーフ。
褐色肌に黒髪の美女。外見年齢は20代だが実年齢は100歳を越える。
その出自ゆえに部族内でも疎まれ、虐げられていた。
名付けられた「ネイ」という名は種族の言葉で「そうではない」「誰でもない」などの否定的な意味。
ダークエルフと森エルフの抗争の最中に戦災孤児となり、泣きながらさまよっていた所をD・Sに拾われ、彼の養女となった。
アーシェス、およびその愛称のアーシェはD・Sがつけた名。また彼女もD・Sを「ダーシュ」という愛称で呼び、お互い以外にこの呼び名は許さない。
(ただ、岸間信明著の小説版バスタードは、そのエピソードが漫画内で語られる前に刊行されているため、一度だけカル=スがD・Sを「ダーシュ」と呼んでおり、一緒にいたネイが彼を咎める描写はない)
無節操に女に手を出すD・Sに激しい嫉妬を燃やす一方、『父親』であり『師匠』であり、またかつては『恋人』でもあった彼を深く愛する。
雷帝の通称が示す通り、雷撃系の精霊魔法を得意とし、またその源流である風系、『爆炎の魔術師』D・Sの直伝であろう炎系魔法をも使いこなす。
初登場時は全身鎧を装備、以後はレオタード系の四肢も露な戦闘服を身につける。
主武器は雷獣ヌエが化身した『雷神剣-ライトニングソード-』。破裏剣流という剣術にも長けた魔法戦士。
乗騎としてロブハーという名のグリフォンがいたがニンジャマスター・ガラとの戦いで失う。
第一部「闇の反逆団編」では当初D・Sに敵対していたものの、自分に掛けられた呪いを解くための彼の死亡、および復活を経てその傘下に戻る。