『ZOMBIE BREAKER』
概要
『仮面ライダーギーツ』に登場する武器。ゾンビレイズバックルを使用したフォームで召喚可能なチェーンソー型の拡張武装。
機構
持ち手の「ブレイクグリップ」は仮面ライダーのゾンビフォームが生成する毒を吸引して薬液筒「ドックシリンダー」へと送り込む役割を持ち、ドックシリンダーには特殊構造によってあらゆる毒を貯蔵可能。
ゾンビブレイカーの鎖鋸「テリブルチェーン」は高速回転により巨大な岩石すら容易く両断する破壊力を発揮するだけではなく、切削と同時に触れたものを溶解させ、生物をゾンビのように変貌させてしまう作用を持つ毒「poi-zom」を傷口から強制的に注入することが出来る。
刀身の「デッドリーポンプ」はポンプアクションを行うことで圧力を高め、それを用いてテリブルチェーンの回転速度を高めると同時に上述の毒の供給を行う機構を持っている。
必殺技
- タクティカルブレイク
『POISON CHARGE』
『TACTICAL BREAK』
カバーを上部までスライドしてポイズンチャージをし、手を放してカバーを戻して必殺技待機音が鳴っている間にトリガーを押すことにより発動。
1話でバッファが初使用。必殺待機中は刃に紫のオーラを滾らせた斬撃、発動すると回転する刃で和装ジャマトを撃破した。3話では足でカバーをスライドさせ発動している。
同じく3話にてギーツも使用。ゾンビジャマトを同時に複数撃破した。
12話ではバッファがフィーバーゾンビフォームで使用。ゴールデンフィーバービクトリーで抑えつけたジャマトライダーに対して二本目のゾンビブレイカーを召喚し発動、止めを刺した。
20話ではタイクーンが使用。配達ジャマトが逃げ込んだ倉庫の扉を破壊した。
第32話ではギーツがバッファが使っていたもので使用、奪い取ってバッファへと攻撃した。
玩具
2022年10月8日に「DXゾンビブレイカー」として発売。
トリガーを押している間連続して攻撃音が鳴る他、カバーをスライドさせた後、元の位置に戻るまで音が鳴り続ける。
劇中のアクションを再現するために振動ギミックが内蔵されている。これは仮面ライダーシリーズでは前例が無く他シリーズまで見てもキラメイシルバーが使うシャイニーブレイカーくらいにしか搭載されていないレアなギミックである。
余談
- メイン使用者であるバッファのスーツアクターを務める縄田雄哉は『仮面ライダーエグゼイド』でもチェーンソー型武器を使う紫のライダーを演じていた。
関連タグ
(ライジング)タイタンソード、ウィザーソードガン:強化形態に変身して二刀流できるようになった初期形態の剣。特に前者は紫の形態、強化して金色になった共通点がある。
マグナバイザー、ゼロガッシャー:牛がモチーフのサブライダーのメイン武器。ゼロガッシャーは斬撃武器。
ガシャコンブレイカー、ツインブレイカー、ガシャコンブレイカーブレイカー:「○○ブレイカー」という名前のライダーウェポン。ガシャコンブレイカーは前述の紫ライダーが使った武器の1つ。
ガシャコンバグヴァイザー、ガシャコンバグヴァイザーⅡ、ネオアルファスイーパー:チェーンソー型(にも変形する)の武器。ガシャコンバグヴァイザーは脚本家が同じ作品のゾンビがモチーフの紫のダークライダーが使用する点も似ている(ただし、武器ではなく変身ベルト「バグルドライバー」として)。
4号ライダー武器
土豪剣激土←ゾンビブレイカー