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ハサウェイ・ノアの編集履歴

2012-05-28 19:41:13 バージョン

ハサウェイ・ノア

はさうぇいのあ

機動戦士ガンダムシリーズの登場人物。

概要

ブライト・ノアミライ・ヤシマの間に産まれた長男。

機動戦士Zガンダム機動戦士ガンダム 逆襲のシャア機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイなど複数の作品に登場。

閃光のハサウェイでは主人公として活躍した。


来歴

宇宙世紀0087年、7歳の頃に母ミライに連れられ妹チェーミンとともにホンコンへと渡り、そこにアウドムラで到着したアムロ・レイと出会う。しかしその直後、アウドムラを追ってホンコンに到着したベン・ウッダーに拉致され、アウドムラのクルーを脅迫する人質とされてしまう。また、チェーミンと遊んでいる時に、フォウ・ムラサメと出会っている。


宇宙世紀0093年、13歳の時にシャア・アズナブルの地球寒冷化作戦を受けてミライとチェーミンと共に宇宙に上がり父親のブライトと合流しようとしたが、政府高官のアデナウアー・パラヤとその娘クェス・パラヤが割り込んだ為、シャトルに乗れなくなってしまう。だが直前になってアデナウアーの愛人が同行を拒否した為、アデナウアーは空いた一席をノア一家に譲ることにした。ミライは息子の成長を期してハサウェイをシャトルに乗せる。


宇宙に上がってブライトと再会した後は、クェスと行動を共にし、好意を抱くようになる。しかしアムロ・レイとクェスと3人でロンデニオンをドライブしている時シャアと遭遇し、シャアの言葉に惹かれたクェスはシャアの元に走ってしまう。ハサウェイはクェスを追うため、ラー・カイラムに密航するが、ブライトに発覚して鉄拳による「修正」を受ける。アムロに引き止められても何としてもクェスを取り戻したいハサウェイは、そのためなら自分もMSで戦う覚悟はあると譲らず、乗艦を許されることになる。


戦闘が激化したため、艦内でほぼ軟禁状態にあったハサウェイだが、周囲への敵意に満ち、戦場での全ての生死を感じて苦しむクェスを強く感じ取る。ブライトの指示で遺書をしたため、ブリッジにいることを許されるが、クェスを感じていてもたってもいられないハサウェイは、ジェガンを強奪して無断出撃をする。α・アジールに取りつき、クェスを説得するが、クェスは話を聞こうとせず、説得は失敗。そこにハサウェイを追ってきたチェーン・アギの乗るリ・ガズィが現れる。チェーンに説得されてもクェスの元を離れず、そのためα・アジールを目標にしてリ・ガズィが放った一発のグレネードから、クェスはハサウェイを庇う形で直撃され、戦死。それを見てしまったハサウェイはクェスの死によって錯乱状態となり、逆上して味方であるはずのリ・ガズィを撃墜し、チェーンを殺害してしまう。


皮肉な結果だがハサウェイがリ・ガズィを撃ち墜とした事によって、チェーンの持っていたサイコフレームのサンプルから大きな光が発散され、それを切っ掛けとしたかのように、周辺空域の連邦軍がアクシズ落下阻止のために集結し始める。取り返しのつかない人の死を体験したハサウェイは、アクシズが巨大な光の虹の中で地球への軌道を変えていくのを、放心状態で泣きながら見送る。

戦闘終結後、ハサウェイはロンド・ベル隊によって収容され、MSの強奪および無断発進で軍法会議が行われたが、処罰はされなかった。


「シャアの反乱」の最中、好意を持った少女をその手にかけ(閃光のハサウェイは逆襲のシャアの小説版の続編であり、小説版ではシャアを殺そうとした際クェスに妨害され彼女を手にかけている)、青年となった今もその存在を背負い続けるハサウェイは、鬱病の治療も兼ねて植物監察官の候補生として地球に降下する(この時代、そのような立場でもなければ地球に降りられなかった)。自分にはニュータイプ的な才能はないと自分自身気づき始めていた中で、シャアの唱えた思想が「ただひたすら人類を産んだ地球を滅亡させてはならない。保全すべきだ」という一点にあることを知り、彼に共感する。


また植物観察の実習のために、植物監察官教授が住むスラウェシ島に行った時に、教授のもとに来訪したクワック・サルヴァー(インチキ医者)と自称する人物からマフティーの組織の存在を教えられる。クワック・サルヴァーから腐敗しきっている連邦の実態を教えられた彼は、本当は忌むべき行為だとわかっていたが、地球の体制に含まれている毒を取り出し、根源的な問題を人類のすべてに認識してもらうにはこの方法しかないと考え、「マフティー・ナビーユ・エリン」として組織に参加を決意。連邦政府高官へのテロ攻撃を開始する。


宇宙世紀0105年、アデレードの地球連邦議会では、地球を一部の特権階級が私物化できる法案が可決されようとしていた。それを阻止すべくミノフスキークラフト搭載型モビルスーツ「Ξガンダム」を駆り、アデレードを襲撃する。しかしその前に立ちふさがったのは、互いに友として認めあったケネス・スレッグ率いるキルケー部隊だった。Ξガンダムに装備されているミサイル型のサイコミュ兵器「ファンネルミサイル」を駆使し、アデレードをもう一息で陥落させるところだったが、ペーネロペーとの交戦中に、議会に張り巡らされたビームバリヤーによってΞガンダムは捕獲され襲撃は失敗。全身に大火傷を負ったハサウェイは捕らえられ、ケネスの指揮によりマフティーとして銃殺刑に処された。処刑される際に「地球を守る、健やかな精神」を未来の人類が持つことを信じ、その可能性に希望を託した。享年25。


搭乗機

RGM-89 ジェガン

RX-105 Ξガンダム


関連項目

機動戦士ガンダム

機動戦士Ζガンダム 逆襲のシャア 閃光のハサウェイ

ブライト・ノア ミライ・ヤシマ クェス・パラヤ アムロ・レイ シャア・アズナブル

カツ・コバヤシ

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