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黒のワルツ3号の編集履歴

2012-06-03 10:57:58 バージョン

黒のワルツ3号

くろのわるつさんごう

黒のワルツ3号とは、ファイナルファンタジー9に登場する黒魔道士部隊・黒のワルツの3体目のことである。主人公一行に仕向けられた刺客のうち最後の一体であり、他には黒のワルツ1号・2号が登場する。その登場インパクトと鬼畜ぶり、そしてその生き様は多くのプレイヤーの心に残るキャラとなった。

黒のワルツ3号とは、敵陣営が差し向けてきた黒魔道士部隊の刺客「黒のワルツ」の3体目のことである。(ワルツの名の通り1号・2号も存在する)全ての能力が1号2号を上回るボスキャラで、主に雷属性の攻撃をしかけてくる。





(以下本編のネタバレを含みます)





登場シーンはフルCGムービーで、1ボスキャラでありながらなんと3つものムービーに出演している。その登場シーンと船上での彼の立ち振る舞いに衝撃を受けたプレイヤーは少なくない。

直前の村でのあるイベントは、彼の行動の真意や意味を知る大きな手掛かりになっている。同じ黒魔道士であるビビの心の葛藤も、彼関連のイベントでは色濃く描かれている。また、ビビの初トランスがこの場所であることも印象に残る所以である。


主人公一行に敗れて飛び去った直後、突如*****「我ノ存在理由ハ勝チ続ケル事ノミ!」*****と狂ったように連呼し、味方の船を奪って再び主人公たちに襲いかかるシーンは、戦闘兵器としての彼の生き様をまざまざと見せつけた。この時のムービーでの臨場感・スピード感はプレステとは思えない完成度で、ファンの間でも人気が高い。


また、一度敗れ去り行方の知れなかった3号は、とんでもないタイミングで再登場する。その時の彼には自我も感情もなく、ただ「ガーネット姫を奪還する」という使命のみで動く機械状態であった。パーティーはスタイナー・マーカス・ガーネットで戦う事になるが、ガーネットには一切攻撃を仕掛けてこない上、一定時間でダメージを食らい消耗していくため、シリーズでは特異な状況のイベントバトルである。もはやそこに彼の面影はない。



最後まで己の使命を貫いた3号の壮絶な生き様に、魅せられたプレイヤーはきっと多いはず。

それを兵器として見るか、一人の人間として見るかは、プレイヤー次第である。

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