CV:小林恵美
概要
鏡で写したようにそっくりな双子吸血鬼の妹。姉の名前はノゾミ。鈴の音と共に現れる。性格は控えめでお淑やか。
夢を操る《力》を持つ他、邪視による暗示や鏡を使った幻術を得意とする。双子の姉であるノゾミと共に、「主さま」なる者のために動いており、その目的のために羽藤桂の血を狙っている。ユメイや千羽烏月と相対する存在である。
一種の霊体であり、普通の物理的攻撃では倒せない。
烏月の使う鬼切りの奥義や、ユメイの持つオハシラサマの力ならダメージを与えることが出来る。
本編での依代は良月という古い鏡。これを破壊されると存在自体が消えてしまう。
生前、忌み子として幽閉されて育ってきたノゾミにとっては、唯一の肉親である。 しかし………
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【警告】これより先、ネタバレを含みます
「絆されましたか?」
「姉様は、もう少し主さまの役に立って下さると思ったのですが……」
「どうやら、買い被っていたようです」
ノゾミルートの終盤、桂に対して心を開きかけている姉では主の復活を果たせないと確信したミカゲは、遂に傲岸不遜な本性を露わにする。
実はミカゲは生前のノゾミの妹ではなく、ノゾミをサポートするために主が作った分霊であり、主の分身のような存在だったのだ。一見ノゾミに従っているように見えて、主導権を握っていたのはミカゲで、良月から供給されている力の流れをコントロールしているのもミカゲだった。
実際のところ、主はノゾミを然程当てにしておらず、
いざとなったらミカゲのみで自身の復活を果たそうと思っていたようである。
「姉様はもういりません。 主さまの分霊としての判断です」と言ったのが、ノゾミがミカゲや主との訣別を決めた最大の要因となった。
尚、ミカゲの名前の由来は、鏡である影見から転じて見影。蛇である巳影。ノゾミ(藤原望)の影である御影である。
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