CV:郷里大輔
概要
カーリーヘアーにヒゲ、ケツアゴと言った風貌をしている。性格はかなり自信過剰。
Z戦士達が使う気功波や舞空術をトリックか何かと思い込んでいる。
そんな一方で弱者からの声援を無視できない、家族に対する思い入れが非常に強いなど憎めない一面もある。
格闘漫画としての側面が強くなった同作後半における数少ないギャグキャラクター・ムードメーカー的キャラクターである。
孫悟空やべジータなど規格外の強さを誇るキャラと比較すれば見劣り感があるものの、常人の域を超えた達人とされる武道家が出場しなくなり武術界のレベルそのものが大幅に低下した天下一武道会で優勝の経験があり、「一般的な」地球人の中ではかなりの強者と言える。
正義感も強く、悪者は許さない。こうした点は、神の知識を得たピッコロも評価をしており、彼は根の部分からも善人であった事も分かる。
声優郷里大輔のヘタレ風演技もあって、後半のドラゴンボールにおいてもファンも多いキャラクターである。
目立ちたがり屋ではあったが、どことなくドラゴンボール終盤での、読者側の等身大的な描き方のような姿もしている。(サタンの突っ込み所も読者の的を射ている)
そのためもあってか、実はシリーズを通じて、一度も死亡せず又ドラゴンボールで生き返らず、天寿を全うした事が明確に確認される数少ない地球人の1人。
妻(劇中では既に故人)との間にひとり娘のビーデルが居る。
余談
「ミスター・サタン」の名称はリングネームであり、本名は「マーク」と言う。英語圏では宗教的な事情(サタン=悪魔の名は不穏当であると言う理由)で"Hercule" (ギリシャ神話のヘラクレス)の名に変更されている。