大本は鎌倉時代の僧日蓮が立ち上げた宗派。詳細はWikipediaなどを見て頂きたい。
「南無妙法蓮華経」という題目をとなえること(唱題)を重視する。
。日蓮系の宗教団体の中には日蓮正宗や本門仏立宗のように、入信にあたっては他宗教のお守りを捨てさせるなど過激なところもあったり、同じ日蓮宗系でも物凄く仲が悪くお互いを機関誌等で罵り合う宗派同士もあったりする。
特に仲の悪さが激しいのは日蓮正宗とその分派(というか喧嘩別れによる分裂)である
創価学会、冨士大石寺顕正会、正信会の4団体であり、過去には鉄拳によるバトルすら勃発した事もある。
このような日蓮宗系宗派の頑なさ、過激性は現代に始まった話ではなく、開祖の日蓮自身も「人々が法華経を信じずに浄土宗などの邪法を信じていると、災害が打ち続き、外国からの侵略に遭う」(その後実際に元寇が起った)と主張し、他宗派に対する激しい攻撃を行い流罪になったりしている。
ただしこうした攻撃性も宗派によっては軟化しており、現在の所謂「身延系」は比較的そのあたりは穏やかである。
また、戦前においては天皇を日蓮宗に帰依させようとする運動が盛んであり、いくつかの団体は「国立戒壇」=日蓮宗国教化を悲願としている。現在も霊友会、立正佼成会、創価学会などが政治に大きな影響力を持つ票田となっている。