概要
самооборона без оружия、samooborona bez oruzhiya(武器なしでの自己防衛)の略語。コマンドサンボとも。
ロシア(旧ソ連)で生まれた格闘技で、柔道、レスリング、ボクシングのほか、器械体操や球技の要素を取り込むことによって生まれた。
元来軍隊用の格闘技であるため、相手を肉体のみで殺害する技術が多分に含まれている。
サンボは軍の各部隊で修得する技術が異なるほか、SPも異なる技術を発展させている。
日本では60億分の1の男エメリヤーエンコ・ヒョードルや現役軍人としてデビューしたセルゲイ・ハリトーノフといった格闘家のバックボーンとして有名。
スポーツサンボ
軍隊で使用する『コマンドサンボ』に対し、競技、スポーツとしての側面を強めたサンボを『スポーツサンボ』と呼ぶ。このスポーツサンボもロシア発祥である。
競技としての安全性を考慮し、使える技は投げ、関節技、押さえ込みに限定される。
これは投げや関節技が『力の加減が出来る=強すぎてうっかり殺すことが少ない』という性質を持つためである。
(逆に言えば、相手の殺害も前提となるコマンドサンボには当然打撃が許される)
サンボを使用するキャラクター
セルゲイ・ドラグノフ (鉄拳シリーズ)