概要
CV:子安武人
- 誕生日:8月21日
- 年齢:21歳
- 血液型:A型
- 星座:新獅子座
- 身長:180cm
- 体重:82kg
元VOLTSのメンバーの一人。通称飛針の十兵衛。VOLTS解散後MAKUBEXに従う事になり、新生VOLTS四天王の一人となる。
飛針(とばり)と呼ばれる針で戦闘・治療を自由自在に行う事ができる筧流針術(かけいりゅうしんじゅつ)の後継者でもある。
身体に太極石という黒磁鉱でできた鉱石を埋め込んだ事によって、聖痕と同じような力を得た。
しかし太極石から発せられる放射線が有害な為、十兵衛の身体を蝕んでいる。モデルは真田十勇士の一人として大阪冬の陣や夏の陣で活躍した実在の戦国武将、筧十蔵(筧十兵衛とも呼ばれていた)であり、本編と同様針を巧みに使った戦士であった。
非常に生真面目な性格で、自分の信念に殉ずる事が出来る侍。幼い頃から花月を絶対に守ると心に誓っている。
極度の朴念仁。MAKUBEX(アニメでは笑師)に“冗談が通じない”と言われた事をきっかけに、現在ギャグ修行中であるが、ギャグセンスは悲しいほどに欠けている。
その後無限城鬼ごっこの際、またしてもダジャレを披露するがあまりの寒さに蛮、花月、雨流をも凍らせた(披露したギャグは、「メガネを取ったら 目がねぇ~!!」「そんなバナナ~」)。
蛮に、花月と合わせて「お裁縫コンビ」と呼ばれる。また蛮からは「飛針のあんちゃん」と呼ばれることも。
バビロンシティにいるバックアップでない彼は、筧流武医術の跡取りにして古流医術、ことに鍼灸の若き天才と言われ、若くして医大の講師を務めている。
「筧家」と「風鳥院宗家」
十兵衛の筧家は、500年もの間、針絃一体の創世者の言葉に従い、花月の「風鳥院宗家」の主治医として仕え、守り続けてきた。MAKUBEXに従ったため一度は敵同士となり、その時に使った禁奥義「黒針」の磁力の影響により盲目になってしまったが、後に東風院祭蔵の呪刺繍によって回復する。
特技
飛燕(ひえん)
複数の針を敵目掛けて投げる、スタンダードな技。高い命中精度を誇る。
毒蛾(どくが)
相手の孔を貫き、体の自由を奪う技。
鳳仙花(ほうせんか)
黒磁操針の法。太極石に集めた飛針を敵の方向へ放射状に放つ。
群蜂(ぐんほう)
霊峰富士地下1000mから掘り出した黒磁鉱で作られた飛針を、太極石で自在に操る黒磁操針の法の1つ。分散して放った飛針を一挙に集め、攻撃する。
土蜘蛛(つちぐも)
黒磁操針の法。地中に埋め込んだ黒針を相手の足元から放ち、攻撃する技。
山彦(やまびこ)
黒磁操針の法。一度投げた飛針を太極石で操作し、背後から不意うって攻撃する。
孔針剛(こうしんごう)
針で自分の孔を突き、了腕を鋼の如き強度に変える。
孔針破(こうしんは)
“孔針剛”で両腕を鋼に変えた状態で繰り出す一撃。
針絃の曲(しんげんのきょく)
花月の琴絃に飛針を絡め強靭な楯を縫い上げる、正に「針絃一体」の技。
鉤十文字(かぎじゅうもんじ)
“飛燕”で直線的に放った飛針を、途中で十文字に分散させ攻撃する。
窮鼠針(きゅうそしん)
相手の体内に1本の針を打ち込み、その針が相手の体内を駆け巡り食い破る。
地雷針(じらいしん)
黒針に気を集め、、敵を攻撃する。
破雷針(はらいしん)
飛針が避雷針の如く電気を受け、そのまま電気を纏った状態で襲い掛かる。
黒針の舞(こくしんのまい)
「鳳仙花」・「群蜂」・「山彦」をコンビネーションとして繰り出す。
魍魎千本(もうりょうせんぼん)
詳細不明。
縫千花(ほうせんか)
筧流針術 黒穴針。黒針に絃を巻き付け投げ付ける事で、逆に相手を絃に巻き付けてしまう。風鳥院拾参絃に縫い付けられた呪刺繍を外すのに使った技。体内に太極石を埋め込む事で、命と引き換えに会得した。