データ
概要
生い立ち
母メイショウオウヒの3番仔となり、一つ上の兄に2022・2023年の帝王賞連覇の他、2023年のかしわ記念を制したメイショウハリオがいる。
母の半弟に重賞で好走したメイショウカドマツがおり、いとこには地方重賞勝ちのあるストリームがいる。
「メイショウ」血統だが、本馬はメイショウの松本オーナーではなく「テーオー」の小笹オーナーが所有。
競走馬時代
兄ハリオと同じ岡田厩舎へ。
2-3歳
2歳12月デビューで、マイルデビューで3着。(この時の勝ち馬は後の重賞馬エリザベスタワー)
デビュー2戦は幸英明騎手が乗ったが3戦目から岡田厩舎所属の菱田裕二騎手が主戦として乗る。3歳4月に4戦目で勝ち上がると、以後は2400m路線で秋の1勝クラスから2勝クラス、3勝クラスと連勝する。
4-5歳
古馬初戦は一気に距離延長しダイヤモンドステークスへ。ここで重賞初制覇して天皇賞春へ出走し3着に入る。秋はオールカマー→アルゼンチン共和国杯→ジャパンカップと出走した後、故障して休養。
5歳秋のアルゼンチン共和国杯で復帰し、ステイヤーズステークスで2着。この2戦は菱田騎手が負傷離脱中だったため、兄ハリオの主戦である浜中俊騎手が乗る。
6歳
復帰した菱田騎手に戻してダイヤモンドステークスから始動し、ここで2年ぶり重賞2勝目。次は直行せず阪神大賞典を使い、ここも勝利して天皇賞春へ。1番人気タイに応えて重賞3連勝でGⅠ初勝利。鞍上の菱田騎手や管理する岡田調教師、また父・リオンディーズもGⅠ初勝利となった他、菊花賞未出走だった競走馬の優勝は2010年のジャガーメイル以来となる実に14年ぶりの快挙であった(菊花賞当日は、菊花賞の2レース前に開催される『2勝クラス・兵庫特別・芝2,400m』に参戦していた)。