Ⅲ(遊戯王ZEXAL)
アニメ「遊戯王ZEXAL」に登場するキャラクター。CV:池田恭祐
中性的な見た目のおかげでファンからは男の娘扱いされている。内股。PIXIV内では「Ⅲちゃん」と呼ばれる。
他の家族同様Dr.フェイカーのことを憎んではいるものの、復讐心以上に家族のことを想っている。いわゆる常識人枠である。
普段は温厚であるが勝負事には熱くなるタイプで、シャークとのデュエルではトロンの命令とはいえ負けず嫌いの一面を見せた。
また、オーパーツに強い興味を持っており、遊馬の部屋を訪れたときは遊馬の父が家に持ち帰ったオーパーツの山に目を輝かせるという意外な一面も見せた。後述の使用デッキもこの趣向に由来するものである。
その性格ゆえにトロン一家の唯一の良心である……と思われていたが、遊馬に勝つためにトロンから新たなナンバーズとより強力になった紋章の力を得たことにより、
- 突如中世騎士のような謎のコスプレ衣装に身を包む。
- 大切にしていた先史遺産モンスターに対し、「モンスターは僕の駒になっていればいい」と発言。
- 紋章の力で遊馬から「かっとビング」を奪い取って戦意を喪失させる。
- アストラルを鎖で拘束&電撃プレイの末消滅させる。
- サレンダーしようとする遊馬を嘲笑し、そのサレンダーを認めずに更に痛めつける。
- 顔芸
という、兄顔負けの凶悪な性格に変貌。しかし鎧を着用した程度では驚かない(!?)ほど訓練された遊戯王シリーズ視聴者からは、戦意を喪失した遊馬の姿やⅢの口からの発せられた悲痛な叫びの方がよっぽどこたえたらしく、視聴していて気分が塞いだという人の声もちらほら。
更にアトランタルの強大な力と、異次元の扉を開くカード「アンゴルモア」によって自身の肉体や精神も追い込まれていく。
しかし、それでも最後まであきらめない遊馬を信じ、自身の紋章の力を遊馬に与えてアストラルを復活させ、最後は究極体ZEXALの攻撃を受けて敗北。遊馬に2枚のナンバーズと最後のハートピースを与え、「君は僕の最初で最後の友達だ」と言い残して去る。
そしてベッドの上で(何故か半裸で)トロンに手を握られながら眠りに付いた……ただし、明確な描写がなかったので生死については不明であった。
その後、WDC決勝で遊馬がトロンを倒し、トロンが今までに奪ってきた魂を解放したことでⅣやⅤ共々生還した。
また、EDでは遊馬のクラスに編入したらしい描写があるが、本編でどうなるかはまだ不明。
デュエル関連
先史遺産(オーパーツ)と名のつく岩石族、機械族モンスターを主体としたデッキを使用。エースモンスターはNo.33先史遺産-超兵器マシュ=マック及びNo.6先史遺産アトランタル。
Ⅳ同様Dゲイザーは用いず、デュエル時には左目に紋章が現れる。この際、左目が緑からピンクに変化するオッドアイ。
また、彼のデュエルディスクは歴代トップクラスの難解な構造をしている。
本名
72話にて本名がミハエル・アークライトである事が判明した。
Ⅴのクリストファー→クリスのような略称は無いのでこれで確定と思われる。
判明後にその後また登場すると思われるような台詞を言うが、
それ以上にⅣの本名に話題を掻っ攫われた感があるのは否めない。
余談
前述の通り、彼は男である・・・が、56話でVがカイトとハルトを見て自分の兄弟を思い出していたと説明するシーンの字幕に「私は自分の兄妹を重ね見ていたのかもしれない」と誤表示されたことがある。
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