ジェラール
じぇらーる
- 『FAIRY TAIL』の登場人物→ジェラール・フェルナンデス ミストガン
- 『ロマンシングサガ2』の皇帝の1人。優しきジェラール。
- 『元朝秘史』の人物。中世ユーラシアに栄えたホラズムの皇子で、本名はジャラールッディーン・メングベルディー。
- 『黎の軌跡』の登場人物→ジェラール・ダンテス
- 『ユニコーンオーバーロード』の登場人物。イレニアの父でイレニアの前のコルニア王国の王でアレインの祖父。ストーリー上はアルチーナの回想にのみ登場。
ロマサガ2のジェラール
※ネタバレあり
2人目の主人公(操作キャラクター)となる人物。
バレンヌ帝国の第2皇子として登場する青年。
勇猛な父や兄とは対照的に、優しく繊細な性格。覇気に欠けるとも言え、周囲を心配させた。
父レオンも、モンスター討伐にジェラールを鍛錬がてら同行させるなどしていたようだ。
兄ヴィクトールは、父のやり方に反対し『戦いは私の役目で、ジェラールは学問に才があるので内政に生かすべき』と言っていた。
序盤の戦闘では部下よりも弱い。と言うのも彼のステータスは術師向けなのに、初期状態ではまったく術を習得していないためである。
序盤にアバロンに帰還した際に、宮廷魔術師(女)に話しかけると「ファイアーボール」の術を習得できるので、しばらくはそれが主要な攻撃手段となる。
閃きは父レオンよりはマシなレベルだが、上位の技は閃かないので戦いは部下に任せた方が良いだろう。
そんな彼だが、七英雄の一人クジンシーの襲撃によって兄を、さらに父をも失う。
しかし瀕死のレオンは、失意のジェラールに「伝承法」という秘術を使い、自分の記憶と能力を渡した。
ここから始まった「伝承法」による魂の継承は、歴代のバレンヌ皇帝達へと受け継がれていくことになる。
ジェラールが皇帝に即位し「この国もどうなることやら」と冷ややかだった傭兵のヘクターは、
その見事な指揮に態度を改める。新皇帝ジェラールはレオンの覇気をも受け継いでいた。
また、クジンシー討伐後はそれによる国内の混乱を1年で収束させている。やはり彼は内政の才があったようだ。
そして彼は、各地の平定に、そして七英雄との戦いに向かう。
当初の歩行グラフィックは白い服を着た姿だが、後年には黄金色の鎧姿になる。翠眼で髪は栗色。
ちなみにドット絵の関係で白い服姿がパジャマに見えるため一部からパジャマ皇帝と呼ばれることも。
人物像
幼い頃亡くした母親の影響が強く、動物や読書を愛する。(時織人にて)戦いは好まないとのこと。
自主的にアバロンの子供たちの世話もしている。
書籍『冒険ガイドブック』によると年齢は20歳。
ちなみに兄のヴィクトールを基本的に”兄上”と呼ぶが、家族のみの空間では”兄さん”と呼んでおり、公私を分けている。