マーチなどにも採用されるBプラットフォームをベースに、ホンダ・フィットの対抗車として開発・2005年1月に発売された。初代モデルとなるE11型はフィットとは異なり、当初は1.5Lエンジンのみが用意され、他の1.5Lクラスの車よりも価格が安く設定されている。また、2008年10月には1.6Lエンジン搭載グレードも追加された。 ボディデザインはスカイラインをデザインしたチームと同じチームが担当[要出典]。 日産の世界戦略車に位置付けられている。
なお、日産の車両型式の基準では新型車は末尾の数字が0となることが多いが、E10はチェリーで使われていたため、初代型はE11となった。このことに関して、中村史郎常務は「Cピラーにそこはかとなく面影が…」と語っている。
車名の由来
車名には、音符を意味するnoteと、雑記帳を意味するnoteの意味がある。これには日常の何気ない音に混じり、また生活を記録することで使用者の生活の一部になって欲しい。という開発陣の願いがこめられている。
同時に、N・O・T・Eは、トランク部分の活用モードの名称の頭文字であり、初代型のみ載せる荷物により、
N:二段トランクモード
O:オープン・モード
T:たっぷりモード
E:イージー・フラット・モード
の4種に活用できる。
また、2004年のパリサロンで発表されたコンセプトカーは、車名が「トーン」 (tone) であり、こちらも音色などを表す語である。トランクは、
T:トゥイン・トランク・モード
O:オープン・モード
N:ノン・リッド・モード
E:イージー・フラット・モード
とノートの機能の順番を並び替えずに頭文字を車名にあわせることができる。
2012年9月に、2代目・E12型へとモデルチェンジ。国内向けのティーダ・ハッチバックと統合したことから車体サイズは若干大型化(5ナンバーサイズの範囲内)した一方、搭載されるエンジンが直3・1.2リッターに小型化。中でも「DIG-S」と呼ばれる直噴ミラーサイクル+スーパーチャージャーを備えたHR12DDR型は、1.5リッタークラスに匹敵するトルクとクラス最高水準となるリッター25.2km(JC08モード)の低燃費を実現している。
また、生産拠点もこれまでの追浜(神奈川県横須賀市)から九州(福岡県苅田町)に移管。