以下の記事にはネタバレを含む記述がある。閲覧には注意するとよかろう。
概要
CV:丹下桜
Fate/EXTRAシリーズに登場するセイバー。主人公の従者(サーヴァント)の一人。
「Fate」シリーズではサーヴァントは固有のクラス名を通称とする為、また真名を記載するとネタバレになるので、クラス名で呼称されるのが一般的になっており、赤を基調としたこのセイバーは「赤セイバー」で通っている。
公式でシナリオライターの奈須きのこ他からもこのように呼ばれているが、フィギュア等の商品名では「セイバーEXTRA(エクストラ)」という名前でも発売されている。
ネット掲示板などでは「赤王」とも呼ばれる。人気投票の際には公式でも赤王と呼んでいた。最近はこれのせいで「嫁王」と呼ばれることも。
『Fate/stay night』に登場した青いセイバーと外見は似ているが全くの別人。スケスケのスカートや巨乳で判別されたし。本人曰くこの露出度の高い衣装は芸術性の発露との事。
一人称は「余」で、マスターを「奏者(そうしゃ、マスター)」と呼ぶ。
自信過剰で美と芸術にうるさく装飾華美を愛する性格。皇帝なので敬えと上から目線だが、明るく闊達でマスターを子犬のように慕うので、中の人や原作者からもかまってワンコ系と言われている。饒舌で気に入らない人間には挑発的、少々自嘲癖あり。
ちなみに両刀。美少年は良いが美少女はもっと良い。人間が好きで、童女も美青年も美老年も褒める。美形ではない主人公を在り方が美しいと気に入っているので、お眼鏡にかないさえすれば何でもいいのだと思われる。
なお、この服装は作中では「男装」として認識されている・・・。一応性別を隠す目的などはなくセイバーの完全な趣味だとか。
正体は帝政ローマでキリスト教徒の虐殺を行ったとされる有名な暴君、ローマ皇帝ネロ・クラウディウス。
生前は元老院に対する姿勢から、死後は宗教弾圧から暴君と呼ばれた。
貴族より市民を愛し第一としていた為政者だったが、彼女の発揮した『愛』は市民の求める『愛』とは違ったため、通じ合えなかったのが心残りだった。最期は帝位を追われ自決したが、自分の人生を思う存分楽しんだと、謀略と苦悩に塗れた自身の人生は後悔していない。
能力
芸術家を自称するセイバー自ら鍛えた真紅の剣、隕鉄の鞴『原初の火(アエストゥス・エウトゥス)』(剣に彫られた銘は『regnum caelorum et gehenna(レグナム・カエロラム・エト・ジェヘナ、天国と地獄の意)』)を用いた正面からの戦闘を得意とする。
自身の能力を上げての物理攻撃に長け、蘇生スキルを持つので初心者でも扱い易い。ゲーム内では最優のクラス「セイバー」の名に恥じない高性能を誇り、彼女を選んだ時の難易度が一番簡単になっている。
詳細ステータスは未公開。スキルは皇帝特権、対魔力、頭痛持ちの3種。
スキル皇帝特権により、本来持ちえないスキルでも本人が主張すれば短期間獲得できるというチートを誇る。皇帝特権は騎乗・剣術・芸術・カリスマ・軍略等のスキルを獲得可能で、ランクA以上にもなれば肉体面にかかる負荷(神性)ですら獲得できる。セイバーはランクEXなので当然可能。
ゲーム中では皇帝特権による黄金率がアイテム獲得率UPのパッシブスキルとなっている。
元々対魔力が皆無な為、クラススキルの恩恵を受けても対魔力のランクはCで、セイバーのクラスにあるまじき低さと言われている。
また、生前の出自から受け継いだ呪いである頭痛持ち:Bにより、精神スキルの成功率が著しく低下し、芸術の才能を十全に発揮できない。
宝具『招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)』は、生前セイバーがローマに建設した劇場を魔力によって形成、再現するもの。自己の願望を達成させる絶対皇帝圏であり、世界を上書きする固有結界と似て非なる大魔術。
ゲームでの効果は敵貫通ダメージ+3ターン敵の弱体化。ダメージ技の剣技『童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)』が使用可能になる。
セイバー危機一髪
マウスを連打しセイバー様の為にお湯をお沸かしするゲームである。
みんなの期待を裏切らないよ!→セイバー危機一髪
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