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ハービンジャーの編集履歴

2012-12-05 14:12:21 バージョン

ハービンジャー

はーびんじゃー

ハービンジャーとは、聖闘士星矢Ωのキャラクター。金牛宮を守護する牡牛座の黄金聖闘士。

CV:矢尾一樹


牡牛座(タウラス)の黄金聖闘士

「力と破壊を司る黄金聖闘士」を名乗る。

29話で初登場。薄い青系の短髪で隻眼、イオニアよりも身長が高く、

ガッチリしているが今までの牡牛座担当の傾向とは違うイケメン系で、かませ牛ではない。

できたばかりの部屋に骨を散らかしているところから旧作のイメージ的には

蟹座っぽいがれっきとした牡牛座の聖闘士である。

「骨の砕ける音が好き」「心が砕ける音はもっと好き」と語るサディスティックな面もある。


30話で本人が語ったところによると、かつてはある大都会の治安の悪い地区に育ち

幼少期に不良からリンチを受け重傷を負い左目を失ったものの、その際

「自分の中の何かがはじける」感覚(作画上では小宇宙に目覚めたともとれるような描写になっている)とともに相手の骨を折ったことがきっかけとなり骨の砕ける音を聞く快感に目覚めた。

それ以来その音を求めて喧嘩に明け暮れる日々を送り、警察官をボコったり格闘家をやっていた時期もあったようである。

その過程で「心の砕ける音」を聞く喜びに目覚め、やがて聖闘士の存在を知り

彼らとも戦うようになりやがて生身でも聖闘士達をボコボコにする程の強さを得る。

そんな中でイオニアのスカウトを受けマルスに引き合わされ、

マルスの力に畏怖しその下につき、修行を重ねセブンセンシズに目覚め黄金聖闘士になった。


マルスの下につく際の餌は地位や不死などといった今までの裏切り黄金や冥闘士等と違い

「好きなだけ人の心を折り続ける(=他人を好きなように痛めつける権利)」ことであった。

つまり善悪の区別すら学ばない環境で育ち、聖闘士に関する基礎知識や基本的な倫理観も殆ど持たないままの状態で敵組織に組み込まれたため、世界を守る使命感もアテナへの忠誠心も最初から皆無であり、「アテナを裏切る」という意識すら無い。基本的に主役側の味方で自身の職務に忠実な武人タイプが揃っていた従来の牡牛座担当とは異なり、力をただ求める根っからの戦闘狂である。

ただし、「骨の強さは心の強さ」と語る、「骨のある者(=心の強い者)が選ばれる世界」を欲しているなど、単なる嗜虐心とは異なる、独特の美学の持ち主であることも伺え、己の生存と目先の楽しみのみに生きてきているせいもあってか後述のようにマルスへの忠誠心すらも実はさほどではない。

対戦相手にも「折りがいのある力を見せる」ことを要求する面もあり、倒れていると面白くないようであまり攻撃を加えない場面すらある。


光牙らを苦戦に追い込み、ユナ栄斗龍峰蒼摩を別の宮まで吹っ飛ばしたがこれに関してメディアは「余計な事をした」と苦い顔をしている。

終始光牙を圧倒し、全身の骨を砕くにまで至ったハービンジャーだったが、光牙の心はなおも折れなかった。

立ち上がる姿に歓喜したハービンジャーは、彼のペガサス流星拳に呼応し、全力のグレイテストホーンをぶつけ合わせる。

打ち合いには勝利したものの、ハービンジャーは、己に膝をつかせたこと、そして何より、吹っ飛ばされてなお立ち上がり、先を目指す光牙の精神力を認め、戦闘を放棄。

この先の戦いの中で「最強の存在」へと鍛え上げられ、再び戦うことを期待し、彼を送り出すのだった。


なお、「ハービンジャー」とは「先駆者」の意味であるが

もっといえば同名の競走馬がいる。脚本がこのひとなので無理もない。


かつて先代タウラス・アルデバランもまた、ペガサス星矢と戦った際に、マスクの角を折られ、先に進むことを認めたという過去がある。

この角が未だ修復されていないのは、半ば勲章扱いで貴鬼に修復をあえて願い出なかったのか、それとも貴鬼から忘れられていたのか…。


技:グレートホーン、シャドーホーン、グレイテストホーン


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