概要
Roblox内に存在する架空鉄道。正式名称は「山野井旅客鉄道山野井線」
フリードライブであり、訓練学校でチュートリアルを受ければ「社員」として誰でも乗務することが可能。なお、当鉄道における「社員」と、ロブロックス鉄道においてその鉄道の運営に携わるメンバーを指す「社員」は意味合いが大きく異なることに注意。
公開から4ヶ月足らずでグループ人数は1万人を突破、2024年11月現在では3万人近くものグループ人数を擁する。
路線
山野井線
中里から武蔵平までを結ぶ路線。やまのい線の主要路線である。かつては武蔵平~山野井間のみの路線であったが、海浜線開業に先立ち山野井~中里間が延伸された。
河間駅の看板には「山野井電気鉄道」という旧社名が残っており、山野井線はその山野井電気鉄道により開業されたのではないかと言われている。
中里駅で海浜線、山野井駅で山野井支線、武蔵平駅で高坂線、国電に接続する。
なお、途中存在する山野井河駅は、付近を通る山野井河のほとりでイベントが開催される期間にのみ営業される。
堀谷支線
堀谷から分岐し武蔵平まで伸びる路線。特急や一部の臨時列車のみこちらの路線を使用する。
この路線はかつて武蔵野駅に存在した貨物ターミナルに向かう貨物線を旅客化したものであり、武蔵野駅付近にはかつて貨物ターミナルであったと思しき何本もの線路が並んでいる。
貨物線がルーツである故か単線での運行となっていたが、2024年11月末に地下を経由する下り線の一般利用が開始された。
駅一覧
○-停車 △-下りのみ停車 レ-通過 ー-経由せず ※-一部期間のみ停車
各駅停車は省略
駅名 | やまのい | ゆうぐれ | 快速 |
---|---|---|---|
武蔵平(むさしたいら) | ○ | ○ | ○ |
武蔵野(むさしの) | ー | ー | レ |
堀谷(ほりや) | レ | レ | ○ |
河間(かわま) | レ | △ | ○ |
山野井河(やまのいがわ) | ※ | ※ | ※ |
山野井(やまのい) | ○ | ○ | ○ |
北中里(きたなかざと) | レ | レ | レ |
中里(なかざと) | ○ | ○ | ○ |
海浜線
現在建設中の、中里から先に伸びる新線である。一部列車は山野井線と直通運転を行う計画となっている。終点の新臼部駅は地下駅となる予定だ。
現在は中里~南中里間の建設はほぼ終了しており、試乗会などはまだ行われていないが、徒歩で南中里まで向かうことも可能だ。川を超え山を超える過酷な道のりだが、是非とも探索してほしい。
駅一覧(判明している駅のみ)
中里(なかざと) |
---|
南中里(みなみなかざと) |
︙ |
新臼部(しんうすべ) |
訓練線
チュートリアルに使用される路線。旅客輸送は行っていない。
現在では専ら訓練にのみ使用されるこの路線だが、開通時は初代海浜線という扱いだった。また、朝日駅横にある訓練線の管理所は、海浜線乗務員区として建設された、やまのい線で初めて建てられた建物である。
駅一覧
駅名 |
---|
朝日 |
山彦 |
蒼葉 |
この他に計画中の路線として、山野井から分岐する「山野井支線」、武蔵平駅で接続する「高坂線」が存在する。(なお、設定上ではこれらの路線は既に存在していることとなっている。)
運行形態
特急
・やまのい
中里、山野井、武蔵平のみ停車するやまのい線の最上位種別。全席指定席で183系、185系、189系によって運転される。
・ゆうぐれ
やまのいとは違い全席自由席であり、下りの列車は河間にも停車する。使用車両は特急やまのいと共通。
・海浜線連絡
山野井線と海浜線を連絡するリレー特急であり、中里~武蔵平間をノンストップで結ぶ。185系のみが使用される。
急行
・観光急行やまのい
土日祝日にのみ運転される急行列車。停車駅は日によって異なるが、武蔵平・河間・山野井・中里に停車する場合が多い。115系、165系によって運転される。
快速
・快速
通勤型によって運転される快速列車。北中里、武蔵野を通過する。
・あさひ
ラッシュ時に運転される全席指定席の快速列車。停車駅は快速と変わらない。183系、189系で運転される。
・サンセット
ラッシュ時に運転される全席自由席の快速列車。こちらは183系、189系に加え、185系でも運転される。
・新快速
115系、165系で運転される、速達型の快速列車。115系が充当される際には前面にヘッドマークが掲出される。
・ホリデー快速
土日祝日にのみ運転される臨時快速列車であり、観光急行の合間を縫うように運転される。使用車両は115系。
各駅停車
その名の通り各駅に停車する。山野井もしくは河間で優等列車を待避する。なお、山野井河駅については営業期間外は各駅停車も通過扱いとなる。
使用車両
主に国鉄型をモデルとした車両が使用される。運営管理車以外の全ての車両を自由に走らせることができる。
通勤型
103系風電車
やまのい線開業より活躍する車両。モデルである103系は、3447両もの車両が製造された国鉄を代表する通勤電車だ。オプション選択によって様々な形態にカスタマイズできる。最古参故に幾度とない改修工事が施されており、再現可能な形態は少しずつ増加している。「国電」といえばこの103系のイメージが強いためか、登場以来現在まで根強い人気を誇っており、車両人気投票でも何度も優勝を果たしている。
201系風電車
103系風の後継車。前面サボの表示も可能。電機子チョッパ制御のジーーーという走行音が特徴的だが、現実でもやまのい線でも利用者から故障による異音だと勘違いされているんだとか。
205系風電車
やまのい線初のステンレス車。原型、メルヘン顔、先頭車化改造車の3種類が存在する。先頭車化改造車はドアチャイムを搭載しており、209系風の引退に伴いやまのい線唯一のドアチャイム搭載の電車となった。先頭車化改造車は何故かワールド内で遭遇することが異様に多く、これについては「低い年齢層からはJR型のほうが人気なのではないか」という説が存在する。実際子どもの頃は旧型車両を嫌っていた鉄道ファンも多いため、この説が有力視されている。
72系風電車
いわゆる旧型国電。やまのい線には木造車と鋼製車が存在しており、復元運行という形で運用される。吊り掛け駆動の独特のモーター音を響かせ疾走する姿は圧巻である。
209系風電車(引退済み)
やまのい線初のJR型車両であり、ノッチの進段機能や、各号車への均等な動力配置による脱線防止など様々な新機軸が盛り込まれた。205系風先頭車化改造車と同じ理由でか、実装されて以来103系風や201系風は激減、本線上が205系風先頭車化改造車と209系風に占拠されるという異常事態も発生した。しかしモデルである209系の意匠権をJR東日本が保有していることを考慮し、僅か7ヶ月という短い期間での引退となった。まさか本当に寿命半分になってしまうとは…
特急型
183系風電車
やまのい線初の特急型車両。カラーバリエーションが豊富であり、鉄道唱歌やハイケンスのセレナーデといった様々な車内チャイムも搭載している。かつては189系風と呼ばれていたが、後に183系風として分離された。
185系風電車
183系の後継となる特急型車両。車内チャイムや方向幕の仕様はほぼ共通。高速走行時にはMT54の力強いモーター音も楽しめる。
189系風電車
183系風から分離された車両群であり、こちらはEF63との連結に対応している。
03型動力付き客車
訓練線を退いた03型を改造したお座敷客車であり、C59や8620などの牽引により運用される。なお、3、4号車のモーターは撤去されておらず、単体での運行も可能である。またこの車両は発電機としてDMH17H-Gを搭載しているため、電車ながらカラカラというディーゼルエンジンの音が鳴り、天井からは煙も昇っている。蒸気機関車にエンジン音が鳴る電車が繋がっているというのは、なかなか異様な光景である。
事業用車
03型
103系を改造した訓練用車両。開業より長らくチュートリアルで使用されたが、2024年5月に訓練車としての役目を15型に譲った。一部編成は客車として転用されたが、1編成のみ放置車両の撤去の訓練のため訓練線に残存している。
余談であるが、やまのい線の多くの社員はミニチュアの03型を持っている。これは03型の引退が決定した際にその記念グッズとして配布されたものであり、手に持った状態で画面をクリックすると警笛も鳴らせる。また、やまのい線には「03型合唱団」という、このミニチュア03型を鳴らしまくるだけの謎の集団が存在する。なおこの項を執筆している私もその一員である。
15型
115系を改造した訓練用車両であり、03型の後継車。
123系風電車
15型及び209系風が諸事情で一時的に運用を離脱した際、その代替として導入された。訓練用車両は国鉄事業用車色のみだが、営業用車両は東海色や末期色などの塗装バリエーションがある。
クモル145形風配給車
101系を改造した配給車。後部が荷台になっている。トロッコモードを選択すると、荷台に屋根と座席が設置され「トロッコやまのい号」としての運行が可能になる。
クモヤ193、443系風検測車
線路の状態を確認するための車両。線路などの検測機器は実際には使用はできないが、架線検査のためのドームに座ることや、車内のモニターで車両のノッチ・ブレーキや制限速度の状態を確認することは可能だ。
EF63風電気機関車
189系などとの連結に対応した電気機関車で、碓氷峠を通過する列車の援助を行う車両として開発された。ノッチやブレーキが他の車両に比べ非常に細分化されており、運転には少々コツが必要だ。やまのい線のものは2機が連結された状態で運用されるが、運営メンバーは単機での運転も可能。
C59 165号機
幹線における旅客運用にのため鉄道省により開発されたテンダー式蒸気機関車で、やまのい線の車両は現実には存在しなかった165号機である。やまのい線開業1周年記念に間に合わせるため、開発者であるMUTUKIPAPA氏によりたった4日で製造された。国鉄をこよなく愛する開発者の熱意により誕生した名機である。
運営管理車両
運営関係者と制作者から指名された技術開発部乗務員のみ運転できる。
旧型国電風配給車
旧型国電を改造したような見た目の配給車。登場当初は全体がぶどう色2号であったが、後に前面に黄色い帯が追加された。2024年の夏祭りの際には、荷台に太鼓を載せ利用者も演奏できるようにした特別なトロッコやまのいとして活躍した。ちなみに吊り掛け駆動の音はしない。
旧型国電風救援車+事業用客車
72系風改造の救援車2両が客車を挟み込む形の編成となっている。武蔵平方から1両目は作業員の救護車、2両目は移動式オフィス、3両目は救援車として使用される。救援車は改造の際に副灯が2つ増設されており、「3つ目の悪魔」という愛称で親しまれている。
クモヤ193風電車・特別編成
193系風には2種類の運営用編成が存在している。一つ目は白地に黄色と緑の帯を巻く特別塗装の編成で、二つ目は灰色の車体に様々な色の発光する帯が取り付けられたゲーミング検測車だ。基本的な仕様は通常の編成と変わらないが、ゲーミング検測車はワールド内の時間を変更する特別な装置を持つ。なお、一つ目の特別塗装車はかつては白地に緑の帯のみという今とは異なったデザインであった。
103系風電車・特別編成
103系には3種類の運営専用の特別塗装の編成が存在している。一つ目はかつて山手線で運転された「おもしろ電車」であり、各号車ごとに塗色が違う。二つ目は仙石線塗装の編成で、前面窓も2枚窓となっている。三つ目は後述のお父さん感謝大漁号なのだが、他形式と編成を組んでいるため別の車両として項を分けさせて頂いた。
209系風訓練車(引退済み)
209系改造の訓練車であり、側面にはYamanoi Training Centerという文言が入る。03型の後継となるのではという噂もあったが、209系風自体が引退したため立ち消えとなった。
183系風電車・特別編成
運営用183系は、一部号車の塗装が異なる混色編成となっている。また、方向幕に「スーパーやまのい」なる列車の幕も収録されているが、そもそもの駅数が少ないため、どのようにして特急やまのいとの差別化をするかで運営メンバーも頭を悩ませている。
キハ110風気動車
やまのい線初の気動車であり、カラカラというディーゼルエンジンの音を堪能できる。塗装バリエーションが非常に多く、ぶどう色2号や青15号に設定し機関車に連結すれば、旧型客車風の列車とすることも可能。
EF65風電気機関車
平坦路線向けの電気機関車であり、EF63とは異なり単機の状態でスポーンされる。基本的な機能はEF63と同様だと思われる。なお、F3Xを使用し塗装をローズピンクにすることでEF81モドキとする運営メンバーもいる。
115系風電車・急行用編成
後述の115系風の中でも、観光急行やまのい号に充当するための特別な仕様の編成。前面に「観光急行やまのい」や「新快速」、「ホリデー快速」などのヘッドマークを装備可能。3号車は荷物室となっており、乗車はできない。
165系風電車
急行用に開発された電車であり、ほとんどの場合観光急行に使用される。いわゆる「デカ目」の大型ヘッドライトがチャームポイント。ヘッドマークのバリエーションは概ね115系風と同じだが、こちらは少し色味が異なっている。
8620形蒸気機関車
2024年に最後の現役車であった58654が引退した、日本最古級の蒸気機関車である。こちらはやまのい線生え抜きの車両ではなく、製作者どうしの交流の一環としてみろがわ鉄道から譲り受けたものだ。C59における発煙などのギミックは当車両の仕組みが大いに参考となっており、MUTUKIPAPA氏も「みろがわ鉄道の高い技術力が闖える」と評している。
キハ07形風気動車
こちらもみろがわ鉄道からの譲渡車であり、流線型となった前面が特徴的である。やまのい線・みろがわ鉄道のキハ07はテールライトの上にヘッドライトが装備されたタイプの車両であり、この顔のキハ07は現実では片上鉄道に存在していた。
103系風&165系風・「お父さん感謝大漁号」
165系風3両を103系風の1、2号車、3号車が挟み込む形の編成を組む車両。これは1987年に運行された同名の父の日に伴う臨時列車がモデルとなっており、編成もその列車と同じ構成である。2024年に魚にちなんだ名前の方が指導乗務員となって以来、多くの運営メンバーが度々連結機能を使用しこの列車を再現していたが、とうとう公式化されてしまったという訳である。
ED50風電気機関車
長らく訓練学校の前に留置されていた電気機関車であり、車両整備の研修に使用される機材の扱いだったそうだ。しかし2024年11月12日、突如として本線に復帰。本来ならば堀谷鉄道公園へ移送され二度と本線走行は叶わない運命であったため、動態保存する方向へ予定が変更されたことは奇跡と言えよう。
115系風電車
現在開発中の近郊型電車であり、現在は試運転の段階となっている。走行音はとある運営メンバーが自ら長野に出向き収録したものであり、高速走行時のモーター音は格別である。今のところ瀬戸内色や二次新潟色などが実装予定であり、瀬戸内色編成と後述の211系風を繋げれば往年の常磐線、鹿児島本線のような何かを作ることが可能。
211系風電車
こちらも開発段階の近郊型電車であり、12月1日よりハンドル訓練という形でプライベートサーバー限定で実装され、本実装は12月11日を予定している。この車両ではブレーキ段数が従来より大幅に増えたため、その操作の練習のためにハンドル訓練が行われているというわけである。帯色は205系風同様に自由に設定でき、代表的な東海色はもちろん213系や415系の塗装に似せることも可能だ。また半自動ドアも搭載され、半自動モードをONにすると乗客によるドア操作が可能となる。
外部リンク
wikiwiki やまのい線についてより詳しく書かれています