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F-2の編集履歴

2013-02-08 13:36:00 バージョン

F-2

えふに

空自の誇る対艦番長

曖昧さ回避

  1. アメリカ海軍の艦上戦闘機「F2Hバンシー」の1962年アメリカ軍航空機呼称統一以降の型式番号。
  2. 航空自衛隊支援戦闘機

概要

アメリカ軍等世界各地の軍隊で就役しているF-16に一見似た姿をしているが、機体サイズはF-16よりかなり大型で、その分武装をたくさん積めるようになっている。洋上迷彩という青い塗装が特徴(航空自衛隊以外ではロシア軍のSu-27系の機体にしか採用されていない)。極めて高い対艦攻撃能力を有しており、フル装備の状態で対艦ミサイルを最大4発搭載可能である。通称「対艦番長」。


また、技術の発達に伴い従来の亜音速で飛ぶ対艦ミサイルでは、命中前に敵艦の防空設備により着弾前に打ち落とされる可能性が出てきたため、マッハ3以上の速度で飛翔し、一定のステルス性を備えた超音速対艦ミサイル「XASM-3」の開発が正式に決定された。ここまで来るとさながら空対艦戦闘の鬼である。


T-2 CCVで蓄積した技術を発展させたものとなっており、デジタルフライバイワイヤの採用もあって「変な曲がり方をする」とまで言われる変態機動を可能とする。(機首を持ち上げたまま水平飛行、機体姿勢を変えずに上昇・下降等)


空対艦ミサイル四発と600ガロン増槽二本(と短射程空対空ミサイル二発)積んだ状態で作戦行動半径450海里(約833km)を可能とし、空対艦ミサイル四発を携行しての9G旋回も可能としている。


F-2には単座と複座の二種類があり、単座の方は「F-2A」、複座の方は「F-2B」という。この名称でタグが付けられている例も少なからず存在している。

航空自衛隊においては1970年代以降、航空機に正式な愛称をつける習慣を持っておらず、F-2は単に「エフに」や「エフツー」と呼ばれる。


F-16に似ている理由

元々、F-16をベースに日米共同開発という形を取ったため。当初、日本は独自開発を目指したが、アメリカの圧力に押し切られた。1980年代、日米間では不均衡貿易が問題視され、車や半導体に続いて、主力の航空産業まで日本企業に取られてたまるか、というアメリカ産業界の思惑もあったとされる。


エンジントラブルが起った場合普通は墜落、どれだけあがいても不時着という単発機は、海上での活動が中心となる日本に不向きなのだが、F-16より拡大された主翼(航空機搭載ミサイルの中でも、非常に重い対艦ミサイルを4発積めるほど)によってもたらされる大きな揚力により、エンジントラブルの際も、近隣の飛行場まで滑空することで着陸できる。という考えから問題無しとされた。


また全体構成はF-16と似ているものの、サイズは二回りくらい大きく、現物を見れば全くの別物なのが一目瞭然である。F-16からの改修は航空自衛隊の要求を満たすために魔改造と一部で評されるほど多岐にわたり、「パッと見た形状以外、すべてが違う」などとも言われることがある。(素人目に見て形状が変わっていないのは、水平尾翼の付け根部分ぐらいではなかろうか)


F-2の欠点として価格が上げられるが、原型機となったF-16は当初は低価格戦闘機だったのが現在では輸出型のF-16E/F、Block60/62の価格はF-2と大して変わらない高価な機体となってしまっている。


関連イラスト

F-2A


関連タグ

戦闘機支援戦闘機自衛隊航空自衛隊

対艦番長ゼロの使い魔F エースコンバット

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