概要
ジーザスタウン元老院の総督。
口では平和と市民への愛を謳っているが実際は尊大で傲慢な性格の持ち主であり、市民のことも自分の意に従い続けるからこそ美しいと言って憚らない。
自分の定めた平和や愛、秩序を逆らう者を捕らえて洗脳、あるいは抹殺によって成り立つ「偽りの平和」である。
ジーザスタウンの市民は彼の恐怖政治と偽りの平和によってほとんど受け入れている状態にあり、そのことを自分の成し遂げた成果として強い陶酔を覚えている。
支配力を更に強める為、人造人間『ハカイダー』を作らせたが、自我意識を持ってしまったため、廃棄処分を実行せざるを得なくなった。
ハカイダーの失敗を参考として、高性能人造人間『ミカエル』を作らせる。
ハカイダーがジーザスタウンに現れたため、ミカエルにハカイダーの経歴を明かし、抹殺するよう、命じる。
一見、大物に見えるが実態はミカエルの足下にも及ばない小物であり、自分の独裁政権がハカイダーに打ち砕かれた途端、恐怖に怯えるという情けない姿を晒している。
それを目の当たりにしたハカイダーが呆れて「殺す価値など無い」と唾棄された。
しかし、グルジェフはたまたま近くに置いてあったミカエル戦車の銃器の一部分を拾い、立ち去ろうとするハカイダーに銃口を向けた。
上記の行動が原因で、ハカイダーは物凄いスピードでグルジェフに迫り寄り、腹にめがけてパンチを食らい、絶命した。
ゲーム『人造人間ハカイダー ラストジャッジメント』で復活を遂げる。(CV:三木眞一郎)
名前の由来は宗教用語の「グル」の意。