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ポケットモンスターReBURSTの編集履歴

2013-03-12 04:31:05 バージョン

ポケットモンスターReBURST

ぽけっともんすたありばあすと

やっぱりリョウガは最高だぜ!

ポケットモンスターReBURSTとは、週刊少年サンデー2011年3月9日より連載された漫画である。

正式なタイトルの表記は「ポケットモンスターRéBURST」であるが、入力のしやすさから「ポケットモンスターReBURST」と表記される事が多い。

さらに、このタイトル自体が長いため、PixivにおいてはReBURSTというタグが用いられる事もある。

「リバースト」「ポケリバ」もしくはリバーストから「嘔吐」などと呼ぶ人もいる。


原作:楠出尽 作画:田村光久

概要

週刊少年サンデー初のポケットモンスターを原作とした漫画。

15年のポケモンの歴史の中で、史上初の週刊連載漫画となるため、連載開始前までは期待の声が数多く寄せられていた。

だが、しかし……


その衝撃的すぎる内容

  • ポケモンで戦うのではなく、人間がポケモンにBURST(融合、ないし変身)して戦う

【イメレス企画】リョウガ君が何か言っているようです【ポケモン】

主人公リョウガが、ゼクロムとBURSTした姿。どことなくコスプレに近いという声も。

BURSTは、ポケモンが封印された宝石『BURSTハート』を使って行う。BURSTして戦う人間の事を、劇中では『BURST戦士』と呼ぶ。

BURST戦士の使う技は、ポケモンそのものが使う技とは異なる名称が別に付けられている模様。

ビジュアル的な意味では最も分かりやすい故に、この漫画一番の語り草となっている要素である。

だがこの要素自体はデジモンフロンティアのような物も過去にはあった事から、寧ろ「発想としてはアリ」と擁護する声も存在する。


  • 原型ポケモンがほとんど出てこない

第1話の総ページ数は56ページあるが、その中で原型のポケモンが描かれたコマはわずか5コマしかない。

原型ポケモンの露出度は圧倒的に少ないまま、むしろ原型ポケモンが1コマも出てない回があったりと連載が続くにつれさらに少なくなっていった。

なお、Pixivにおいても、このタグが付けられたイラストは、原型ポケモンが描かれている物のほうが少ない(2011/7/17現在)。


  • 人間至上主義が強く、ポケモンの扱いが悪い

この漫画最大の問題点。

先述の出番の少なさもさることながら、まるで追い打ちをかけるかのように扱いの悪さも際立っている。

敵組織グレートガベル(後述)の幹部に檻に閉じ込められ、使用する武器の電池同然(その中にはそのものが高い攻撃力を持つヒヒダルマさえいた)の扱いをされたり、バルジーナを使って山を登ろうとするヒロインを主人公があっさり否定してバルジーナの出番を奪うなど、良くて主人公の引き立て役、悪ければ背景同然と言う、ポケモン漫画にあるまじきポケモン蔑視が、主人公・敵キャラ問わずにまかり通ってしまっている。


BURSTハートもまた、ポケモンを封印した上に力だけを人間が吸い出すため、ポケモン虐待と批判されている。特に真のBURSTハートと呼ばれるBURSTハートに至っては、封印されたポケモンは二度と開放される事は無い。

それ以外にも壊せばポケモンを救出出来る人工BURSTハートもあるのだが、どちらにせよ最初の戦い以降BURSTハートからポケモンが開放された事も無い。


評価

連載開始とともに、そのあまりにも衝撃的すぎる内容が、多くのポケモンファンに衝撃を与えた(連載開始までポケモンと融合するということは伏せられていた)。

あまりにも『ポケモン』というメディアミックス作品と相いれない要素が強く、評価は芳しく無い。


当初はポケモン漫画だと思わなければそこそこ見れると言われていたが、

・無理のある展開

・矛盾だらけなオリジナル設定

・知らない間に主人公を好きになっているヒロイン

・やたらとマンセーされる主人公

・主人公をマンセーする以外役目がない仲間達

・雑になっていく絵

など、単体の作品としてのクオリティも非常に低くなり正に黒歴史と呼べる代物である。


Pixivにおいても、衝撃的な内容をネタにするイラストが細々と投下されている程度で、純粋なファンイラストは非常に少ない。


実例として、たまらッコ発祥地では、衝突過ぎる最終回を向かえた事で有名な漫画を思わせるような連載終了のお知らせエイプリルフールネタとして扱われる程である。

ただし、すぐに打ち切られると思いきや一年半以上も連載された。


2012年10月10日をもってついに連載終了

目次ページでは連載作品の一番後に配置されたり、中ごろに配置されたりと安定しなかった。


ちなみに途中から原作:田村光久 シナリオ協力:楠出尽と変わっており、楠出尽が田村光久に責任を押し付けて逃げたなどと言われている。

そもそも、楠出尽は今までどんな作品に関わっていたのかいっさい不明の謎の人物である。


主な登場人物

メインキャラ

  • リョウガ

ポケリバいいよいいよ(黙れw

主人公。ゼクロムが封印されたBURSTハートを所持する。通称「リョウガさん」、「スーハーマン」、「」。

自身の数倍はあろうかと言う巨大な岩を生身で持ち上げたり、切り立った崖をデンチュラより速く走って登ったり、喧嘩をして暴れるバッフロンニ頭を素手で止めたり、イワパレスを素手でニ匹いっぺんに持ち上げたりと、スーパーマサラ人も真っ青な身体能力を持つ。それでいて最初に持ったポケモンが伝説ポケモンもう全部あいつ一人でいいんじゃないかな

反面知識はあまり無く、タイプ相性を知らなかったりする。

否定的な言葉が嫌いで「無理だ」「駄目だ」と言われると覚醒……というより暴走(迂闊に口外し出来ないBURSTの秘密を漏らしてしまったり、需要も無いのに薬草を取りに行ったり)する。

自分の父とアルカデス(後述)に会いに行く、という夢がある。


作中内ではポケモンをかませ犬にしたり、賭けに出したり、不自然に褒められたり、捕まった仲間を放置したり、味方のBURSTハートを盗んだり、母親の死に悲しむカルタを慰めるのでもなく、怒鳴って暴力を振るったりしているが、どんな行動も許されている。


そもそも行動原理が不明瞭でポケモンの扱いが極めて雑なためミストさん以上にウザい主人公となってしまっている

ドカン戦でピンチの時にとった行動、通称スーハーはもはや伝説。


  • ミルト

ミルト

ヒロイン。自称「正義の諜報員」。

モンスターボールを所持しているが、現時点では一度も使用していない。バルジーナを所有している模様。

ポケモンの調査を行う組織に所属しているらしく、ジェイクと言う名の先輩もいる。BURSTに関心を持っており、調査のためリョウガに同行している。しかし、組織については一切語られていない。

リョウガの性格を利用し、情報を聞き出すなどずるがしこい一面もある。

かわいいため、この漫画で唯一評価できる所、と言われていたが……

話が進むにつれ空気化していき、事実上の戦力外と化している。

また、いつの間にかリョウガに惚れている。BHS(バーストハートサバイバル)編などリョウガはミルトを放置していることが多いのだが……

ちなみに服の構造上、あまり注目されないが見かけによらず巨乳である。


  • ヤッピー

ヤナップそっくりの人間。

世界一のジャーナリストになるのが夢らしい。一大スクープを撮影するために旅に同行するが、その動言や性格はとても仲間とは思えない。裏切り、窃盗なんでもあり。

モデルにされたヤナップは風評被害をうけているといえる。

ポケモンは持っていない模様。


  • カルタ

忍者少年。アギルダーにBURSTする。

病気で苦しむ故郷の村を救うためにBHS(バーストハートサバイバル)に参加し優勝賞金を求めた。

村の問題解決後に仲間に加わるが、あまり活躍しておらず、かませ犬ポジションになってしまった。

仲間入り後は(主に身長が)物凄く成長しており、事実言われなければ彼とわからなかった。


  • ラグ

楽して儲けるが信条の少女。チョロネコにBURSTする。

リョウガのBURSTハートを盗もうとしたが失敗、その時、何故かリョウガに惚れて一緒にアルカデスを捜す仲間となる。

仲間になってからはカルタ以上に活躍しておらず勝率0%である。


キーキャラクター

  • アルカデス

リョウガが追いかける謎の存在。現時点では姿も明らかにされておらず、アルセウスの間違いとか、人間ではなくオリポケなのではないか、等の噂が流れていた。

家族であり師匠であり目標、とリョウガは語っている。世界各地の悪人を倒して回っているらしい。

実は特定の人物ではなく、強大な力を有した人物の呼称である。

BURST戦士がその力を得た場合、17種全てのタイプにBURST可能になる。

ただし力を使い果たすと石になってしまう。


  • ガリュウ

リョウガの父。アルカデス同様、リョウガが追いかけている存在。

グレートガベル(後述)を追っていたらしい。

かつてアルカデスの力を継承してフロードを倒したものの使い果たして石になってしまい、

フロードにアルカデスの力が継承された時点で粉微塵になり死亡した。


グレートガベル

本作における敵組織。通称GG。ヒルグレイツ曰く「泣く子も黙る悪の組織」。

一般隊員はポケモンでは無く銃で武装している。『司令』『少佐』という敬称があることから、軍事組織的な編成がなされていると思われる。

第1話の舞台であるマドロシティで略奪を行ったり、ポケモンのエネルギーを吸い出す研究の末にBURSTハートの生産技術を開発したり(ただしリョウガのそれはGG製ではない)している。

七戦騎と呼ばれる幹部クラスがいる。


  • フロード

GGのボス。

本来は老人だったが、ポケモンのエネルギーを大量に抽出・自らに取り込むことで若返り、強靭な肉体と若さを手に入れた。

その後更に伝説ポケモンのエネルギーを取り込んだことでますますパワーアップ、『最強体』と化した。

BURSTポケモンはキリキザンレシラムと作中で乗り換え、最終的にはアルカデスとなったことでBURSTハート不要とし、レシラムを捨てた

幹部クラスの七戦騎にやたら裏切られたり、「用済みになった」と言って部下を捨てたりした。最終的に自らの手により、目的を果たしたGGを壊滅させている。


  • ゲルブ

GGの頭脳と呼ばれるフロードの部下。

初登場時は組織のボスっぽかった。フロードに心酔している。

自らの目指す世界に不必要と宣告され、フロードに裏切られる。


  • ヤザ

マドロシティの部隊を指揮していた指揮官。

ほのおタイプのポケモンの力を吸い出し、エネルギー攻撃を可能とする金棒でリョウガと戦うものの、BURSTの力の前に敗れた。


  • ルーカム

自称GGナンバー1の美の貴公子でズルッグにBURSTする。

カルタの故郷を襲撃したがカルタの新技の前に敗れ、最後はリョウガにぶっ飛ばされた。


七戦騎

グレートガベルの幹部クラス。高い戦闘能力を持っていると言われているが、七人中六人が脱退、命令無視、反逆などをしており、全員がリョウガたちと戦う前に内乱で倒されてしまった。


  • ハリル

七戦騎の一人でゾロアにBURSTする。リョウガのライバルポジションだがどう考えてもゼクロムのリョウガとつり合わない。

アルカデスを父親や故郷の人々の仇とするが、本当の仇はフロードだった。

行動原理が明確であり、仲間であるキャロラを気遣かったり、ポケモン意識している描写も多いため、リョウガよりも主人公していると評価される。

後にGGを脱退し、GGと敵対。BURSTハート内でゾロアが進化し、ゾロアークになった。


  • キャロラ

七戦騎の一人。ロリだがBURSTするポケモンはエンブオー

初登場時と再登場時では性格がもはや別人。身長が低いため、服の袖が有り余っている。

大した活躍がないままキリキザンのBURST戦士に敗北。……相性的にあり得ない…

ハリル同様、GGを脱退。後にも相性的にいいはずのテラキオンとビリジオンのBURST戦士にあっさり敗北しており、まともな活躍がなかったため主要のBURST戦士では最弱。


  • ヒルグレイツ

七戦騎の一人。一番最初に登場した七戦騎でドリュウズが封印されたBURSTハートを所持する。階級は少佐らしい。

ドリル状のエネルギー弾を放つ「ドリッガーキャノン」なる名前の技を使う。…ドリルライナーじゃダメだったのだろうか。

『地面に電気は効かない』というお約束展開で、リョウガを苦しめた。

七戦騎最弱らしい。組織の命令に従って行動していた七戦騎は作中で彼のみ。


  • ゼンガイ

七戦騎の一人。命令を無視してリョウガ達を襲いBURSTハートを奪おうとしたが、完全なBURSTをしたリョウガに瞬殺されたかませ犬。

アバゴーラにBURSTする。…相性の時点で勝ち目ないか。

まともに攻撃できたのは不意打ちぐらいなためヒルグレイツより弱く見える。


  • キギャン
  • ルコフ
  • トガ

七戦騎だが扱いが悪いことに不満を持ち反逆するが、三闘将に瞬殺された。

キギャンがクリムガン、ルコフがバルジーナ、トガがシビルドンにBURSTする。


三闘将

フロードが英才教育を施して極秘裏に育てていた戦闘用の三人組で、コバルオンテラキオンビリジオンにBURSTする。


  • アム

三闘将の一人。幼くやんちゃな野生児で、コバルオンにBURSTする。

リョウガと戦うが、弱点をつかれて敗北。


  • ガンク

三闘将の一人。無口な大男で、テラキオンにBURSTする。

ロビーと連携技でハリルを追いつめるが進化してパワーアップしたハリルに敗れた。


  • ロビー

三闘将の一人。露出の多い格好をしている女性。ビリジオンにBURSTする。

ハリルとは過去にあったことがある。ガンクと共にハリルに敗れた。


その他

  • ポリーヌ

BHS時に、ナビゲーターとして雇われた女性。巨乳

実はナビゲーターが本業というわけではなく、テレビリポーターもやっていた。

BHS後にフロードから報酬を貰っておらず、その上でアルカデスの力を得たフロードの行動を

強制的に全世界に向けて放送させられていた。


用語

  • BURSTハート

中にポケモンを封印することで、使用者をそのポケモンと融合させることができる。宝石の様な見た目をしている。

BURSTハートは、大別すると、ポケモンが自らの意思でBURSTハートに封印されることによってできるオリジナルと、グレートガベルが作った人工品の2種類が存在している。見た目の形状は、どちらも同じ。

・オリジナルの方が人工品よりポケモンの力を引き出せる。

・ポケモンと心を通わせることでさらに力を引き出せる。

・戦えば戦うほど、BURSTハートは鍛えられて強くなる。

・人工品は砕くと、中に封印されたポケモンを 解放することができるが、オリジナルは二度と開放される事は無い

等の設定がある。

当初は変身のための装置が必要とされていたが、いつの間にかその設定は消えてしまいほぼ全裸の状態からでも変身可能になっている。


  • BURST戦士

BURSTハートを使い、ポケモンと融合することができる人間のこと。見た目は人間をベースにポケモンのパーツをくっけたコスプレのような姿(ただし顔はほぼ人間のまま)。

技はポケモンの技をそのまま使うのではなく、ポケモンの技を応用したオリジナルの技のみを必殺技として使う。

作中の描写から、BURSTハートの中に封印されているポケモンの強さとBURST戦士の強さはあまり関係ない模様(ゾロアに負けるゼクロムとか)。 また、タイプの相性による優劣も薄くなる模様(コジョンドに負けるブルンゲルとか)。

アルカデスの力を継承した者の場合、BURSTハートなしでも変身可能になり、自らの意思で変身できるポケモンを選べるようになる。


  • 光の羅針盤

オリジナルのBURSTハートに反応し、光によって指し示す装置。6個集めるとアルカデスのところに導いてくれる。


  • BHS(バーストハートサバイバル)

優勝者は賞金10億円と敗者のBURSTハートを総取りできる大会。ようは自分のポケモンを賭けにした賭けバトルであるが、参加者は(主人公のリョウガを含め)誰も異論を唱えなかった。

主催者は悪の組織グレートガベルの首領・フロードで彼自身も選手の一人として参加している。

しかし、賞金10億円をちゃんと用意したり、プロのナビゲーター・ポリーヌを雇い公平なジャッジをさせたり妙に律義である。


関連イラスト

R B3話


関連タグ

変身 ゼクロム TF どうしてこうなった

サトチュウ - ポケモン変身の元祖

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外部リンク

ポケットモンスターReBURST 不満点wiki

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