概要
兵庫県と徳島県との間にある島。行政区画上は兵庫県の一部である。
日本神話の国産みの神話において、イザナギとイザナミが最初に造った島とされる。
本州から阿波(つまり徳島県)に渡る途中に控えているので「阿波への路 → 阿波路(あわぢ) → 淡路」となったという説があるが、国産みの話と矛盾しているので、俗説にすぎない。
古今和歌集などにも名前が取り上げられている歌枕のひとつである。
江戸時代は徳島藩の一部であり、廃藩置県後も現在の徳島県と同じ名東県だったが、明治9年(1886年)に兵庫県に編入された。
現在は明石海峡大橋と大鳴門橋とで本州および四国と結びつき、自動車で訪れることができる。