概要
高さ約3.5mの、金色のロボット。
右手に筆を、左手に霊感灯と呼ばれる明かりを持ち、机に座った姿をしている。空気圧によって動き、文字を書いたと伝えられる(いわゆる『動刻』の元祖と言える)。
1928年に生物学者の西村真琴により製作され、「大礼記念京都博覧会」に出展された。
京都博覧会で出品された後、各地を巡っているうちに失われてしまったが、2008年に写真や文献を元に実物大で復元され、大阪市立科学館で展示されている。
荒俣宏の『帝都物語』にも登場し、地下鉄建設の為にその力を貸すという筋立てになっている。
実相寺昭雄監督の映画版では西村博士役を実子である西村晃が演じている。